浦和周辺:塾で成績が伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。

やってはいけない勉強法①

の続きです。

いろいろな参考書に手をつける

たくさんの問題集、参考書、プリントに手を出すと成績は伸びにくくなります。

新しい参考書や新しい問題集を解いていくと、繰り返し同じ問題集を解くのとは違い、新鮮な気持ちで取り組むことができます。飽きずにたくさんの問題を解いていけば「自分はこんなに勉強したんだ!」と感じることもできるため、達成感も味わいやすいです。

しかし、新しい問題を解き続けたとしても、次にやってみて解けなければ実力は付いていないのです。
人は、繰り返し同じものを繰り返すことにより、記憶に残ります。
新しい参考書を次々に使っていくと、この「繰り返し」が起きにくいのです。

成績のいい人を観察してみると、同じ参考書を繰り返し繰り返し取り組み、ボロボロになったものを使っている傾向があります。

試験に必要な内容は、「理解するためもの」(教科書やわかりやすい説明の書いてある参考書など)と「実際に問題を解くもの」(ワークや問題集)それぞれ一冊づつ、それから必要があれば苦手なところを補うものがあれば十分です。
何冊も増やしたところで、それらすべての内容を抑えるにはかなりの時間がかかりますし、勉強時間が足りなければ中途半端にしか覚えていない状態で試験にのぞまなければなりません。

ですので、繰り返し使って「完璧な状態」にするものを決めたら、他の参考書に手を出さずに、とにかく繰り返し演習しましょう。

(もし、これらを自分なりに「この分野はこの参考書」「この参考書に載っていないところを補うためにこの問題集の印をつけた個所を解く」など、自分なりに整理して使えるなら、問題はありません。
ただし、そこまで自分なりに工夫できる人はかなり少数ですし、成績も上位の子でしょう。)

授業のノートをそのまま写す

学校の自主学習で「学校のノートのまとめ」をやっている子も多く見かけます。ノートまとめが好きな子は特に女の子に多く、カラフルに色付けしているものもあります。
ノートまとめは、「学校の授業内容を思い出して、整理し、習った内容を自分なりに説明できるようにしている場合」なら、勉強の効果は高いです。
しかし、「内容はよくわからないが、ノートの内容をただ綺麗に映している」という場合には、勉強としての効果は薄いです。提出物でノートを出すときに評価が少し上がりやすくなるくらいでしょう。

ノートまとめは、案外時間のかかるものなので、勉強の効率がよくありません。
(余談ですが、勉強が好きな人以外は、勉強しなさいと言われるとなるべく楽なことで時間がつぶせる内容を選ぶ傾向があります。ノートまとめは時間がかかる&頭を使わずにすむので、自主学習としては取り組まれがちなのです。)
もし、成績を上げたいのであれば、自分なりにノートを整理して毎回良い点数を取っている場合を除き、ノートまとめを行うよりも問題集を繰り返したほうが教わった内容を身につき、テストの点数はあがるはずです。

休憩を入れずに勉強し続ける

勉強の合間の休憩は、よっぽど没頭できる時以外こまめに入れた方がいいです。

続けて勉強しつづけると、集中力がない状態になり、身に付きづらいです。
2時間勉強しつづけるのと、25分勉強→5分休憩を4回繰り返す場合では、よほど集中力がある子でなければ、25分勉強→5分休憩を繰り返すほうが成績はよくなります。
2時間のうち、勉強時間が20分短かったとしても、休憩をはさむことにより集中力を維持する方が、成果は出てしまうのです。

また、「休日に6時間勉強する」といった場合にはもっと差がつくでしょう。
だらだらと6時間勉強していても、内容はなかなか身につきません。
それなら、
「25分勉強→5分休憩×4セット」を朝、昼、夜に分けて行うほうがはるかに効率よくできます。

もし、長時間勉強しているけど成績があがらない場合には、あえて休憩をこまめいに入れて、その分集中して取り組むクセをつけましょう。