浦和周辺:塾で成績が上がらない中学生専門の家庭教師、塚田です。

タブレット学習で成績は上がるの?の続きです。

超一流の講師だからといって、すべての内容が理解できるようになるわけではない

私自身、家庭教師を始める前に、もう一度高校受験の内容を勉強し直したのですが、「参考書を読んでもわからない箇所」がありました。
そこで、
(そうだ!今はプロの授業がネットで見れるんだ。きっと動画を見ればわかるようになるはず!)
と思い、
・「スタディーサプリ」
・「家庭教師のトライの映像授業」
・「Youtubeに投稿されいる授業」
・「参考書についている動画授業」
など、超一流講師の授業を見ました。

しかし、それらの授業を見ても疑問は解決されなかったのです。

また、別の疑問に思った部分についても、授業動画をみて解決しようと思ったのですが、なかなかその部分についての授業を見つけることができませんでした。

結局、わからなかったところについては、ネットで検索したサイトを参考にしてたり、詳しい友達にラインで質問をして、解決しました。

そこで気づいたのですが、
「すごくわかりやすい授業だったとしても、わからないところもある」
「わからないところを説明している動画を探すのに時間がかかってします時もある」
「結局、わかる人に直接聞くのが一番確実だし、早い!」

ということです。

授業自体は、基本的には学校の先生や通常の塾の講師が行うよりもわかりやすく、質の高いものであるのは間違いありません。

ただし、その場合にも「わからないところ質問できる環境」は必要なのだと感じました。

紙とタブレットを見る場合では、脳の動きが変わる

とある学習塾で英単語を覚えるために、
・任天堂DSの単語学習ソフト
・紙のプリント
を使った学習させ、テストを行いました。

生徒のやる気はDSを使った生徒の方が明らかに高かったにもかかわらず、結果は紙のプリントを使った場合の方が成績が良かったそうです。

なぜこのような結果になったのでしょうか?

ひとつ考えられるのは、
「紙の方が、注意力が高い状態にある」
ということです。
「例えば、パソコンで入力して文章を見直しをしても間違いに気づかなかったのに、紙に印刷をして読み直してみると誤字脱字が見つかった」
といった経験ないでしょうか?

デジタル画面と紙媒体を比べると、「紙媒体の方が間違いに気づきやすい」という常識が、校正を行う方の間であるそうです。
そのため、メディア関連の仕事では文章のチェックを印刷してから行うそうです。

紙を見る場合には蛍光灯や太陽の光から反射した光で文字を見ます。
それに対して、パソコンやタブレットで文字を見る場合には、透過光という反射ではなく光源から出てくる直接の光で文字を見ることになります。

脳科学的には、この光の違いによって脳の動きが変わるといわれています。
パソコンやタブレットから直接くる光の時、脳は細部に向けての注意を細かく向けないモードになってしまうのです。
この違いにより、英単語のテストでは紙のプリントを使った方が成績が良くなったと考えられています。

自動丸つけ機能により、答え合わせの時間が奪われてしまう。

丸つけの重要性
の記事でも書いたのですが、丸つけと問題直し行う時にこそ、勉強の実力がつくのです。

当然のことですが、「できなかった問題ができるようになった時」にテストで点数が取れるようになります。

元々できている問題は、あまり重要な問題ではありません。
解けなかった問題を見つけ出し、解き方や必要な知識を身につけることが重要なのです。

丸つけを行って、意識的に「自分がどこで問題を間違えたのか」「どうしたら次からは解けるようになるのか」を考えることにより、印象に残り、テストでも解けるようになるのです。

しかし、自動で丸つけされてしまうことにより、時間を奪われてしまうのです。

自動丸つけ機能は一見すると、「丸つけをする手間を省いてくれる、効率のいいもの」だと思われるかもしれませんが、私からすると「実力がつきやすい貴重な時間を奪ってしまうもの」なのです。

次回は、タブレット学習のメリットとデメリットを考慮した上で、「どのようにタブレット学習を使うと、効率よく勉強ができるのか」についてお話します。