
成果報告
「指導当初」→「指導後」
定期テスト5教科
303点→406点【103点UP】 Hさん
【家庭教師の感想】

定期テスト5教科
86点→252点【166点UP】S君
【家庭教師の感想】

定期テスト5教科
112点→364点 【252点UP】 K君
【家庭教師の感想】

定期テスト5教科
328点→424点 【96点UP】 Mさん
【家庭教師の感想】

突然ですが、質問です。
学生だった頃に、
「先生の説明がわかりにくく話もおもしろくないため、眠くなってしまう。授業中、寝ている生徒がいたり、ぼーっと外を眺めていたり、お絵かきをしている生徒がいる。宿題も、真面目な子以外はやってこない。」
そんな授業ありませんでしたか?

一方で、
「先生の説明がわかりやすく、たとえ話や雑談おもしろく、メリハリのある授業。クラスのみんながしっかりと授業を聞いている。もし、聞いていない生徒がいたら名指しで叱られ、ピリッとした空気感もある。先生自身に少し威厳があり、他の授業でウトウトしていたり、宿題をやってこない友達も、その授業はしっかりと受けている。」
こういった授業もあったと思います。
同じ学校の中でも、どの先生が教える授業かで大きな違いがありましたよね?

「Aさんが担当だと希望どおりにカットしてもらえるけど、Bさんだとイメージとは違う仕上がりになってしまう」
同じお店でも、
「Aさんは愛想がよく、説明がわかりやすく気分良く買い物ができた。違う日に担当したBさんはなんだか感じ悪かった」
同じ病院や歯医者でも、
「A先生だと話やすく安心して診察してもらえる。B先生にあたると少し心配が残ってしまった」
同じ家庭教師の会社であっても、
そんな経験が一度はあるのではないでしょうか。
このことは家庭教師選びでも同じです。
「最初は成績が上がらなかった。担当の先生が変わってからは、大きく成績が上がった」
「最初に体験授業に来てくれた先生はすごく感じがよかった。実際に派遣された先生はそうではなかった」
こうした事例は数えきれないほどあるでしょう。
しかし、塾では教わる先生を選ぶことはできません。
家庭教師でも、派遣されてきた先生が「お子さんと同じような状況の生徒の成績を上げてきた実績がある」という保証はありません。
どこの塾に行くか。どこの会社の家庭教師に来てもらうか。
それよりも、「誰から教わるか」の方が圧倒的に大切です。
私には、これまで「集団指導塾」「個別指導塾」「家庭教師」で成績が上がらなかった子供たちの成績を大幅に改善させてきた実績があります。


なぜ家庭教師をしているか
私は高校3年生の大学受験の時、滑り止めの大学に落ち、浪人することになりました。
今まで塾に行ったことがなかったのですが、受験のプロからしっかりと指導を受けた方がいいと思い、予備校に通うことにしました。
しかし、入学して2ヶ月ほどしてから4クラスある中で、1番上のクラスの合格率が90%であり、私の行きたかった大学に合格できる人の割合は、1番上のクラスの上位30%ほどだと知ったのです。
そのことを面談した担当者に問い詰めたのですが、まともに話してもらえず、塾の先生を信用できなくなりました。
(今思えば、面談というよりただの営業だったのですが、、、)
「ここにいる人達と同じ勉強をしていても、行きたい大学にいける可能性はすごく低い」と考え、
独学で勉強のやり方について学び、試行錯誤し続けました。
その結果、合格圏内まで成績を伸ばすことはできましたが、あと一歩のところで合格を逃しました。
まだ努力する余地もあったかもしれません。
塾を選んだのも自分自身です。
それでも
「あの時に、もっと早く正しい勉強のやり方を教えてくれる大人が周りにいれば、、、」
そう思うと、とても悔しかったです。
塾講師や家庭教師をしていく中でも、
「親御さんの期待に答えれる可能性が低くても、ビジネスとして考え講座を提供している塾」
こういった塾の話をたくさん聞いてきました。
今までの経験から、塾に行っても成績が上がっていない子にも正しい勉強のやり方を教えることで
「自分の行きたい学校に行く学力をつけて欲しい」
「やればできる!という経験を通して自信をつけて欲しい」
「高校生や大学生、大人になってからも役に立つ『勉強のやり方』を身につけて欲しい」
そう思い、家庭教師をしています。
【お客様の声】
Mさん 五教科101点UP

【家庭教師の感想】
私は塚田先生に教わる前、塾にかよっていたのですが、基礎がわからず、授業についていくことができず、とても苦労していました。
先生に教わっていくうちに、基礎がかたまっていき、学校の授業がわかるようになりました。
そして、中間テストでは5教科の合計で100点上げるえることができました。…
Nさん 4カ月の指導で北辰テストの偏差値47→54にUP

私は塚田先生に教わる前は、塾で受験対策をしていました。
しかし、あまり熱心に教えてくれることも無くただ淡々とワークの問題をやるだけでした。
そのため、塾に入っても成績はあまり変化はしませんでした。
しかし母の紹介で塚田先生に教えて貰うことになったとたん、成績が上がり始めました。
北辰テストという模試のようなテストで苦手だった数学ではじめての偏差値56になりました。
塚田先生に教わる前の塾時代の時はよくても偏差値43ぐらいだった自分だったため、最初は目を疑う程でした。…
Y君 3教科87点UP

【家庭教師の感想】
ちょっとづつ休憩をはさんでくれたり、たまに雑談を入れてくれたりするので、集中が続きやすかったです。
いい勉強のやり方を教えてもらい問題を繰り返しやることで点数を上げることができました。
テスト前は点数が取れるように問題をしぼって教えてくれました。…
R君 全国大会で優勝するほどハードな部活生活の中、定期テスト50点UP

T君 帰国生入試で第一志望合格

定期テスト5教科179点→310点:W君

諦めかけていた第一志望の高校へギリギリ合格
し、高校ではクラス順位38位→9位へUP:Mさん



体験授業
・短い時間で成績が上がる勉強のコツを知りたい
・家庭教師をお願いする前にどんな人なのか確かめたい
・子供との相性は大丈夫なのか気になる
・どのように指導するのか見たい
そう思っている方へ
ぜひ一度、体験授業を受けてみて下さい!
【中2・中3限定】
体験授業として、
「1回120分」の指導を「1000円」で行います!
※現在、中学3年生は高校1年生の6月まで、もしくはそれ以降も指導可能な方のみ募集しています。
【指導可能な地域】
さいたま市、川口市、戸田市
※上記以外の地域の方もお受けできる場合がありますので、遠慮なくご相談ください。
※移動の都合上お受けできない地域もありますのでご了承ください。
体験授業で得られること
【効率のいい暗記のやり方がわかる】
この〇〇が覚えることで1番重要です。
【②問題集の使い方がわかる】

【③わからなくなったポイントが見つかる】
つまり、
「わからなくなりやすいポイント」
さえひとつひとつ丁寧に聞いていけば、
・どこでわからなくなったのか
・このままだと、どこで伸び悩むようになるのか
・どうやり直せばいいのか
がすぐにわかるのです。
【④効率よく目標の点数を取るための計画づくり】
「何を使い」
「どのくらいの時間」
「どの順番で」
「どういったやり方」
で勉強すれば、目標の点数が取れるようになるのか、
明確なイメージを持てるようになります。


安心して体験授業を受けていただくため、以下のことを約束します
・教材の販売やその他の勧誘などは一切ありません。
・一度ご家族と相談していただきたいので、当日すぐの契約はしません。
恐れ入りますが、以下の方は体験授業の申し込みをお断りしています
《親子関係があきらかに良くないご家庭》
→勉強はあくまでも人生をよりよくするための手段のひとつです。
親子での会話が極端に少なかったり、家庭での態度が目に余る場合には、勉強以前にやるべきことがあるのではないかと考えています。
《家庭学習に協力いただけない方》
→成績を上げるには勉強時間の確保が必要です。自分の部屋だと勉強がはかどらない生徒には、家族の方が勉強しているか確認できるリビングでの学習を推奨しています。
《習い事が忙しく勉強時間の確保ができない方》
→スポーツのクラブチーム入って活動しており、体が疲れていて家庭教師の指導中に集中できていない生徒を見かけることもあります。
そういった場合ですと、以前より点数は上がるものの、成績を大幅に改善することは難しいです。
当日の流れ
10分前~予定の時間に伺います。
(場所がわからない場合や遅れる可能性がある場合には事前に電話させていだきます。)
可能でしたら、通知表と定期テストの成績がわかるものをご用意下さい。
①お母様、(お父様も一緒に同席いただけます)、お子様、私でお話しをします。
②勉強を教える前に、お子様と私の2人で勉強や学校生活、興味のあることなどについて話します。
③勉強を教えたり、勉強についてのアドバイスをします。
④今後どうしていくのがいいか話し合い、必要があれば家庭教師の案内をさせていただきます。


料金案内
【入会金】
10000円
【指導料】
90分/7500円(例:月4回30000円)
120分/9000円(例:月4回36000円)
180分/12000円(例:月4回48000円)
通常の塾や家庭教師では必要となる
「管理費」「交通費」は無料です。
「入会金」+「指導料」+「市販の参考書代」が総額となります。
※「市販の参考書代」の目安は月1000円、中3の夏以降は月2000円ほどです。学校や塾で配布された教材や、すでにお持ちの参考書を活用しつつ、必要な分だけ市販の参考書の購入をお願いしています。
※指導教科は、国語、数学、英語、理科、社会の5科目です。
家庭教師の時間には1人だとつまずきやすい箇所を指導するようにし、
「暗記」や「問題の復習」など、1人の時間でも取り組みやすい箇所は、効率のいいやり方を丁寧に教えた上で、宿題にしています。

家庭教師センターと契約した場合、
「先生の時給」だけでなく、「会社側の運営費用」が必要です。
私が知る限り、「会社側の運営費用」は支払額の30%~50%ほどかかってしまいます。

そのため、もしプロ家庭教師を派遣している会社に料金を支払い、私が派遣された場合にかかる費用は、
2時間/月4回→5万円前後
3時間/月4回→7万円前後
となります。
(実際に私が登録している、プロ家庭教師を派遣する会社の料金です。)
しかし「塾で成績が伸びない中学生専門の家庭教師」では、私個人が募集と指導を行っているため、運営費用がほとんどかかっていません。
そのため、「安価な家庭教師センターに近い金額」で「質の高い指導」を受けることができます。




他社を見て検討される方もいらっしゃると思いますので、
・家庭教師を選ぶ前に知っておきたいこと5選
・大宮区の家庭教師会社「家庭教師の先生が正直に紹介してみた」
こちらも是非お読みください。
(他の家庭教師の紹介サイトでは書かれていない、リアルな情報を多く載せています。)
家庭教師を選ぶ前に知っておくべきこと5選
大学生だった頃、2カ月ほど家庭教師を派遣する会社で「学習アドバイザー」というアルバイトをしていました。
仕事内容としては「問い合わせのあったご家庭へ体験授業を行い、家庭教師の契約をしてくる」というものです。
本部での勤務であったため、家庭教師業界のさまざまな事情を知ることになります。
「受験の経験があまりない、口のうまい営業マンが多く契約を取り、歩合をもらっているんだな・・・」
「自分がどんなに良い説明をしようと、結局は派遣される先生次第で成績は決まる・・・」
「自分には合わない。なら、現場で先生として関わる方がやりがい感じれるし、肌に合ってるよな・・・」
こういったことを強く感じ、2カ月で辞めました。
また、私のところには「家庭教師を受けているが、成績が上がらない方」からも依頼が来ます。
そのときに、「家庭教師会社の対応」や「指導している先生からどんな指導を受けているのか」について教えてもらうのですが、
(さすがにそれは酷すぎる・・・)
と感じることが何度もありました。
こういった経験から、「家庭教師に来てもらう前に知っておいてほしい!」と思う内容を記事にしました。
※もちろん、現場で思いを持って素晴らしい指導をする講師の方や、素敵な思いを持った会社さんもあります。その点は誤解のないようお伝えしておきます。
➀講師の採用率はあってないようなもの
家庭教師の会社のホームページを見ると、
「講師の採用率は20%!5人に1人を選考しています!」
「採用率は3割未満!厳しい基準を設けています」
といったように、書かれています。
中には、「採用率は1.2%」と表記している会社も。
採用率20%と聞いくと、一般的には
「応募してきた人に面接をして、5人面接をした上で1人を選んで家庭に派遣している」
と思われるかもしれません。
しかし実態としては、
「家庭教師会社に登録した人で、実際に働いた人数を採用率としている
(アルバイトの登録はしたものの、結局応募はしていない大学生もたくさんいます。)」
「家庭教師の依頼内容を、登録している家庭教師に一斉メールで配信し、連絡があった先生を早い順で採用している」
このように、一般的なイメージとはかけ離れているのが実態です。
採用率については、会社の内部の人以外がその内訳を知ることはできないため、なるべく良い印象が残るような表記をしているわけです。
また、「プロ家庭教師」の採用率についてですが、
「登録者全体の0.4%」
「プロ家庭教師は、教師の中の50人に1人だけです」
こういった表記がありますが、こちらもカラクリがあります。
家庭教師は
・アルバイトとして行う大学生
・空き時間に指導を行う社会人の方
・定年退職後に指導をする方
が大多数を占めます。
「家庭教師のアルバイトをやったことがある人」は大勢いますが、「家庭講師として数人の生徒を掛け持ちし、何年も続けている人」はかなりの少数です。
すると、講師を選抜しなくとも、続けている人は自然と「全体の家庭教師の2%以内」に入っていきます。
そのため、実績がある人というより、「数年指導を続けている人=プロ家庭教師」として考えておいた方が良いかと思います。
また、「高校での教員経験がある方」、「難関校出身で社会経験のある方」、「大学院を卒業している方」は指導実績がなくてもプロ家庭教師として派遣されます。
確かに知識や学力は十分にありますが、必ずしも生徒の成績を上げるのが上手いとは限りませんので、注意が必要です。
(実際に、プロ家庭教師に教わっていたが成績が上がらない方からの問い合わせが、私のところへと毎年のように来ます。)
②派遣前の研修で指導力が身に付く?
ほぼすべての家庭教師の会社で、
「ウチの塾は研修をしっかりと行っていますので、指導力には自信があります」
と言っています。
しかし、先生の研修によって教える先生の質が大きく変わることは期待できません。
というのも、家庭教師の研修内容は
(服装や言葉遣い、あいさつの仕方など最低限の常識といったこと)
・塾で働くにあたっての説明
(会社の概要、給与、業務連絡の方法など)
・生徒への声のかけ方
(生徒への良い接し方、良くない接し方のよくある例を説明されます。)
・指導のやり方
(どの使う教材を使うか、授業時間にどのような時間配分をするかなど)
こういった内容であり、先生が働く上での基本的なことの確認がメインなのです。
家庭教師の場合には、こういった研修を1時間~3時間ほど受け、実際に現場での指導を行うようになります。
研修自体は有意義なものではありますが、
実際に、
「どのような説明をするか」
「どのように接するか」
は教える人が持っている資質や経験によるものが圧倒的に大きいです。
当然、少し接し方や教えるコツを言われたところで身に付くものではありません。
③指導教材や指導方針による差は大きくない
家庭教師のホームページを見ると、
「スマートフォンやパソコンから、授業動画が見放題です」
「タブレット学習で効率よく勉強を進めることができます」
このように、「自社の教材が成績を上げるために大きく役立ちますよ!」といったような文言があります。
(どの家庭教師の会社も同じように使用する教材のアピールしていて、どこが本当にいいのかわからない・・・)
そう感じる方もいらっしゃると思います。
「大きな優劣はない」
これが私の結論です。
とういうのも、「テストに出やすい問題」「身につけておくべきポイント」は決まっています。当然、どの問題集であれ、そういった内容を身につけるための内容となっているからです。
違いがあるとすれば、
「基礎問題が多くある」
「標準問題が多くある」
「応用問題が多くある」
「すべて同じくらいある」
といったように、問題の難易度とその分量です。
もちろん、基礎を多く解いた方が良い生徒もいれば、応用問題を多く解く方が合っている生徒もいます。
重要なのは「どの会社の参考書をやるか」ではなく「いかに自分にあった参考書に取り組むか」なのです。
そして、どの参考書がいいのか判断するのは、実際に指導をする家庭講師しかできないでことです。
逆に気をつけた方がいいと感じているのは、「○○式学習」「○○勉強法」といった「このやり方で指導します!」と決まっているケースです。
なぜなら、その会社の勉強のやり方がその子に合っていれば問題ないのですが、もし合わなかった場合には修正ができないからです。
たとえば、「問題集を3周やりましょう」と言われたとします。
・Bさんは1周目で50問正解、2周目は80問正解、3周目は95問正解だった。
・Cさんは1周目で5問正解、2周目で20問正解、3周目で40問正解だった
この場合、
Aさん→2周目、3周目は必要なく、間違えた2問をやり直すだけでよかったかもしれません。
Bさん→Bさんに合う勉強だったかもしれません。
Cさん→3周では足りません。また、問題集を解くよりも良い勉強方法があったかもしれません。
こういったことが考えられますよね?
他にも、「動画を見る→問題演習をする」といった勉強をしたとします。
→動画を集中して見るのは苦手だが、問題演習と解説を見ることで身につけるのは得意
Bさん
→動画で理解して、問題演習することで自然と解き方を身につけることができた
Cさん
→動画の内容を理解できず、問題演習してもよくわからなかった
この場合にはBさんには合っているが、AさんとCさんは別の勉強方法を提案すべきでしょう。
もうひとつ例を挙げると、タブレット学習に取り組んだとします。
→序盤はもうすでに理解している内容に多く取り組む時間が多かった。最後の方は学校では出題されないハイレベルな応用問題に取り組むことになった。
Bさん
→徐々に問題が難しくなり、できなかった問題を繰り返し取り組めたため、効率よく身につけることができた。
Cさん
→タブレットがあっても勉強しようと思えない。タブレットは適当に進めてもバレないため、やった振りをしておけばバレない。
(これは実際に家庭教師で、直接生徒から聞いた感想です。)
こちらもAさんとCさんには間違いなく別の勉強方法を提案すべきでしょう。
このように、どの勉強方法にも、必ず「合う、合わない」が存在します。
教材はあくまでも成績を上げるための「ツール」でしかありません。
大切なのは「どの問題集や、どういった勉強のやり方が素晴らしいか」ではなく、「自分に合った勉強のやり方を見つけること」です。
「自分に合った勉強のやり方を見つけること」は、すぐにわかるものではありません。勉強を続けていく中で、必ず変化していくものです。
そのため、結局のところは「教えている先生が勉強を進めていく中で、生徒と対話しながら見つけていくもの」であり、それこそ先生の力が試されるところなのです。
④難関大学を出ているからといって、教えることが上手いわけではない
家庭教師をしている大半は「勉強が得意な人」です。
勉強が得意な人が、勉強が苦手な人に教えるとなにが起きるか。
「授業聞いてたらわかるよね?」
「普通に教わったとおりやればできるよね?」
「問題集2、3回やればだいたいできるようになるよね?」
と感じてしまい、なぜできないかわからないのです。
教える本人は大きくつまずくことなくできてしまうため、生徒がわからなくなったときに、
「どこでつまずいているのか」
「どういう思考回路で目の前の問題で取り組んでいるか」
を理解するのが難しいのです。
そのため、同じくらいの理解力や記憶力を持った生徒であれば「どこでつまずいていて、どう指導すればいいか」が感覚的にわかった状態で指導を行えます。
しかし、「勉強が得意な人」が「勉強が苦手な人」へ教える場合には、得意であるがゆえに相手の立場にたった指導ができないため、成績を伸ばせないという事態が起きてしまっているのです。
(ちなみに、私の場合には中学では5教科の通知表にも2がありましたし、高校でも赤点を取り、補習を受けていました。塾や家庭教師をしている人としては、かなり少数派だと思います。)
⑤体験授業に来るのは、先生ではなく営業マン
ほとんどの会社の場合、体験授業には「体験授業の担当者」が来るため、実際に教わる先生の指導を受けることはできません。
体験授業をするのはいわゆる営業マンであり、「契約を取ってくる歩合制のアルバイト」や「営業ノルマのある社員」が行っているのです。
成績が上がるかは、「体験授業に来た営業マンのトーク内容」で決まるわけではなく、「派遣された先生の指導」で決まります。
どんなに体験授業がよかったとしても、実際に指導するのは派遣された先生なので、「実際の指導」と[体験授業」は別物だと考えておいてください。
大宮区の家庭教師会社
「家庭教師の先生が正直に紹介してみた」
➀家庭教師のトライ
【料金形態】
・入会金42000円
・月会費4000円
・指導料(1時間あたり)
学生講師:4000円~5000円
(「未経験講師」や「指導できる科目の少ない講師」は4000円に近い金額で、「有名大学に通っている講師」「指導経験のある講師」の場合には金額が5000円に近づきます。)
社会人講師:5000円以上
指導実績のある講師:10000円以上
・交通費
例:往復500円(片道250円)、月4回で2000円
• 更新料 10000円
• 解約金 「1カ月の月謝(月会費+授業料)」か「5万円」のどちらか低い金額
正直なところ、個人的にはオススメはしないです・・・。
というのも、あれだけたくさんのCMを流し、広告費にお金を使っているため、その分金額が高くなっているわけです。
「成績が上がるかどうかは、派遣された先生次第」だと私は考えています。
そのため、わざわざ割高なトライを選ばず、他社を選んだ方がいいと思ってしまいます。
②家庭教師のあすなろ、ガンバ、マスターなどのグループ会社
家庭教師を探すと、手書き風で明るい色使い、ポップなイラストのホームページの会社がいくつか見かけるかと思います。
スーパーや飲食店などにもよくチラシがよくおいてありますね。
・あすなろ
・ガンバ
・マスター
・ゴーイング
・ランナー
・ジャンプ
・ファイト
これらはグループ会社であるため、基本的なシステムはすべて同じとなっています。
・ ガンバは「勉強嫌いの子のための家庭教師」
・マスターは「勉強大嫌いな子専門」
・ゴーイングは「勉強が苦手な子専門」
というようにそれぞれ別のキャッチコピーがついていますが、結局のところやっていることは同じです。
【特徴】
講師は大学生が中心で、家庭教師の会社としては安い値段で派遣してくれます。
講師の登録数は他の会社と比べて多い方ですので、先生を派遣してくれるまでの時間は短い方かと思います。また、講師の交代をしたい場合には、無料で講師の交代ができます。交代してから次の講師を派遣するまでの時間がかかるケースもありますが、講師の人数が多いため、早めに交代できる傾向にあります。
ただし、最寄り駅から遠い場合には講師を見つけるまで時間がかかりやすい傾向がありますので、注意が必要です。
【料金形態】
料金形態についてもおおむね同じであり、会社によっての料金の大きな違いはありません。
今回は、家庭教師のマスターの料金を例にして説明します。
・入会金22000円
・授業料30分1000円
例:月4回、1回あたり2時間の指導を受ける場合
→4000円×4=16000円
・交通費
例 往復500円(片道250円)、月4回で2000円
・教材費
→3教科セット月12300円/5教科セット学習18900円
・管理費→9800円
※教材の契約をしない場合には必要となります。教材の契約をしている場合には必要ありません。
支払いについては、
・指導料と交通費は講師に直接支払います。
(つまり、これが講師のお給料となってるわけです。)
・残りの「入会金」「教材費」「管理費」については、会社側への支払いとなります。
ここで、「教材費が月に3教科で12000円とか5教科で18000円って相当高額だけど、どういうことなんだ?」と疑問を持つことでしょう。
まず、使っている教材ですが、これは会社オリジナルの教材です。
実際にこの教材を見たことがあるのですが、
教科書に沿った内容で、勉強が苦手な子向けにわかりやすい作りにはなっています。
ただし、毎月この金額を支払うほどの内容かと言えば、さすがにそんなことはありません。市販の参考書の教科書に沿った内容のワークと同じような作りとなっています。
会社としては、「管理費として利益を上げる」もしくは、「教材費として利益をあげる」かのどちらかです。
当然、教材の契約をしてもらった方が利益は出ますので、当然教材の契約を勧められます。
(以前はこの教材販売について消費者センターに苦情が寄せられていましたが、近年はそういった苦情のないよう強引な営業は行わない方針へと変わりました。)
そのため、体験授業に来るのは「教えてくれる先生」ではなく、「勉強は教えない営業担当」が来きます。
体験授業の中では、生徒に「こんなふうに教われば、確かに成績上がるかも!」と思ってもらえるような説明をしつつ、「この教材があると成績が上がりやすい!」となるような案内を受けます。
毎月3教科のテキスト代→12300円
管理費→9800円
差額としては、12300円-9800円=毎月2500円(年間3万円)ありますので、
私としては、家庭教師を依頼するなら「管理費」の支払い一択だと考えています。
そして、参考書が必要な場合には、担当してくれる先生に相談して購入してもらうのが良いかと思います。
先生側としては参考書がある方が教えやすいと考える方が多いですし、生徒の宿題に問題を解いてもらう上でも便利です。成績を上げたいと願う先生にとってはすごくありがたい提案かと思います。
(もし、参考書を選んでもらえないようであれば、その先生はあまり信用できないかと思います。)
【オススメする人】
・講師の経験や指導力がある人よりも、年の近い大学生の講師に来てほしい
・金額をやすく抑えたい(特に1回に長い時間を教えてほしい場合には割安になります)
【オススメしない人】
・偏差値の高い高校へ合格させたい
・指導経験や実績のある先生に来てほしい
③家庭教師のファースト
【特徴】
他社であれば、教えてくれる先生が直接、体験授業をしてくれることはありません。
しかし、家庭教師のファーストでは体験授業に実際の先生が教えてくれます。
(体験授業は会社の売り上げを出す上で重要な業務です。営業マンが説明に行く方が利益は間違いなく出ます。それよりも、実際の先生の体験授業を受けてほしいというのは、かなり良心的かと思います。)
先ほどから繰り返しお伝えしているように、「どの家庭教師を選ぶか」ではなく、「誰が教えるか」が成績を伸ばす上で重要です。
そのため、体験授業を実際に教える先生から受けることができるのは、すごく良い点だと私は思います。
【料金形態】

(※公式ホームページから引用)
・入会金 0円
・管理費 年間8800円
・交通費 講師の往復分
例:往復500円(片道250円)月4回で2000円
「補習コース」
・教師が教える科目が限られている
・高い学力の先生が派遣される場合もあるため、難しい問題については教えてもらえない可能性がある
「ベースアップコース」
・補習コースと違い、5科目教えてもらえる
・他の家庭教師と同じく、大学生や社会人の講師が派遣される
「プロコース」
・スタンダードとアドバンスに分かれていて、スタンダードは指導年数が長い講師が担当します。
・アドバンスでは、その中でも難関校の合格実績がある講師が派遣されます。
④家庭教師のノーバス
【料金形態】
入会金 22000円
学習サポート費 月3300円
・交通費
例:往復500円(片道250円)、月4回で2000円
・授業料


※公式ホームページから引用
【特徴】
教材の販売はなく、必要があれば講師と相談して、市販の参考書を使います。
料金は安価ではあります。ですが、大学生の先生に来てもらうのであれば、より金額が安く済むように、
・回数や時間を多くして、指導を受ける
→家庭教師のあすなろ、ガンバ、マスターなどのグループ会社
・週1回の指導を受ける
→家庭教師ファースト
上記の選び方でいいかと思います。
プレミアム(ハイグレード、スーパーグレード、スーパーハイグレード)のコースは、指導経験のある講師を紹介してもらえます。他社のプロコースよりも料金は少し低くなりますので、もし受講するのであれば、こちらを検討すべきかと思います。
また、2020年に埼玉県から措置命令を受けています。
社内体制の変化が行われたかと思いますが、近年のできごとではありますので、注意が必要です。
違反事実
優良誤認表示(景品表示法第5条第1号)
1「第一志望校合格率95%以上※当社調べ」等と表示し、本件役務の供給を受けた者の第一志望校への合格率が高いものであるかのように表示していた。
実際には、本件役務を利用して受験をした受験生を全て含んだ上で算出されたものではなく、しかも第一志望校を複数校挙げた受験生もそのいずれかの学校に合格した場合は第一志望校合格者として計上される等、統計的に客観性が十分に確保されているとはいえないものであった。
2 「家庭教師お客様・料金・第一志望校合格満足度3部門第1位
2019年3月全国の子どもがいる20~50代の男女から選ばれました。実査委託先:日本マーケティングリサーチ機構」等と表示し、あたかも顧客からの満足度が高いものであるかのような表示をしていた。
実際には、平成31年2月から3月に調査会社に委託し、インターネット上で収集した家庭教師派遣事業者9者に関するイメージ調査の結果であり、顧客に対しての調査ではなかった。
3 同社は「最短即日スピード派遣」と称するコースについて、「通常、家庭教師の派遣までに7~10日程度かかりますが、最短で依頼した即日に指導を受けることができるシステムです。」等と表示し、あたかも通常より早期に家庭教師の派遣を受けられるかのように表示していた。
実際には、「最短即日スピード派遣」を申込んだ一般消費者に家庭教師が派遣されるには申込みの日から平均して7日程度を要するものであった。
4 「首都圏最大級の教師登録数7万名の豊富な人材を活用できるノーバスだからできるサービスです。」等と表示し、あたかも、7万人の家庭教師の登録があり、その登録者の全てが派遣可能であるかのように表示していた。
実際には、令和2年8月3日における家庭教師の登録数は33、489人であった。
有利誤認表示(景品表示法第5条第2号)
「ノーバスの安心システム中止料・解約料・更新料ナシ」等と表示し、あたかも、中止料等の負担を要するものではないかのように表示していた。
実際には、中止料等が発生することが契約書約款に明記されており、本件役務の解約に当たり金銭の負担を要するものであったこと。
埼玉県公式ホームページより引用
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2020/0914-04.html
※「埼玉県から措置を受けた」と聞くと、特別なことのように感じるかもしれません。しかし、先ほど紹介した「家庭のトライ」も、以前は消費者庁から指導を受けています。
そして、「家庭教師・塾・予備校」では毎年のように行政からの指導や同業者からの抗議が行われるているが現状です。
2023年にも、2件の消費者庁からの措置命令が出されています。
https://www.caa.go.jp/notice/entry/031751/
https://www.caa.go.jp/notice/entry/032320/
⑤家庭教師の学参
以前に1度だけ、家庭教師として講師登録を行い、指導を行ったことがあります。
会社との契約があるため、残念ながら詳しく書くことができません。
「私としてはオススメすることはできません」とだけお伝えしておきます。
※他の家庭教師の会社についても、これから追記する予定です。

