さいたま市周辺「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」、塚田です。

今回は、浦和商業高校の入試情報についてお話します。

浦和商業高校の偏差値まとめ

「みんなの高校情報」
商業科:49   情報処理科:52    

「市進 高校受験情報ナビ」
→記載なし

「高校受験ナビ」
商業科、情報処理科ともに55

「家庭教師のトライ」
商業科、情報処理科ともに52

「家庭教師のノーバス」
商業科47 情報処理科:49

浦和商業高校の入試倍率

2021年 商業科: 定員割れ  情報処理科:1.60

2020年 商業科: 1.01    情報処理科:1.40

2019年 商業科: 定員割れ  情報処理科:1.34


商業科のある高校としては県内トップですのでが、近年は商業科は定員割れの年を見かけるようになりました。

情報処理科の方はプログラミングを学べることもあり、人気となっています。

浦和商業高校の進路

大学 ・・・63名
短大 ・・・15名
専門学校・・・39名
就職・・・159名
その他・・・3名

県内トップレベル(上尾高校の商業科に次ぐ第二位の偏差値)の商業科であるため、就職ではかなり有利となります。

また、難易度の高い検定試験に合格し、面接や小論文の指導を受けることによりAO入試で難関大学へと合格する生徒が毎年出ているようです。

個人的には、レベルの高い大学への進学を考えたときには偏差値50前半の普通科へ行くのではなく、商業科でしっかりと内申点を取りつつ、資格試験に合格して、AO入試での合格を狙うのも良い作戦だと思います。

指定校推薦:日本大学、駒澤大学、専修大学、獨協大学、武蔵大学

浦和商業高校のアクセス

〒336-0002  さいたま市南区白幡2-19-39

・武蔵野線、埼京線「武蔵浦和駅」から徒歩12分
・宇都宮線、高崎線、京浜東北線「浦和駅」から徒歩15分

武蔵浦和駅から直線距離としては約600mと短いのですが、校門が駅とは逆側にあるため徒歩12分となっています。
逆に、浦和駅から1km以上離れていますが、校門が近いため徒歩15分で着くことができます。

この地域はバスの本数が多く、「南浦和駅」「蕨駅」「中浦和駅」からもバスで通うことができます。

浦和商業高校の偏差値+合格圏の内申点

【合格圏目安】

「情報処理科」
偏差値51 内申点27
偏差値49 内申点29
偏差値47 内申点31

「商業科」
偏差値50 内申点27
偏差値48 内申点29
偏差値46 内申点31

・評定の比率・1年:2年:3年=1:1:2

・募集定員
商業科200名、情報処理科:80名

一次選抜 商業科160名、情報処理科64名
(学力考査 50% 調査書 50%)

二次選抜 商業科40名、情報処理科16名
(学力考査 40% 調査書 60%)


【主要な併願校】
浦和実業 浦和学院 国際学院 秀明栄光

浦和商業高校の入試の特徴は、内申点の割合が2次試験では調査書の割合が60%にもなることです。
そのため、平均点が例年どおり5教科270点であれば、本番当日のテストの点数が220点ほどだっととしても、通知表が33ほどで合格することができると思われます。
美術や音楽、体育、技術家庭科で4や5を取っていけば、主要5科目がオール3であっても、内申点33を取ることは可能です。
実力テストが苦手な中学生でも、学校の副教科のテストを頑張れば入学することは十分可能です。
また、近年は倍率を1.0を切ること年もあります。倍率が1.0を切れば、基本的に試験を受ければ合格にはなります。


そのため、
「本当は、浦和商業高校に行きたいが、実力的に難しそう。私立高校も行きたいと思えているの併願の確約が取れている」
そういった生徒であれば、ダメもとでもいいので受験してみることをオススメします。

合格点目安は、250点前後で、1科目あたりの目標点数は50点です。

得意科目が特にない人であれば、「社会60点」「英語35点」「国語、理科55点」「数学45点」を狙うのが一番短い勉強時間で合格できるはずです。