好きなことをするために、頑張らないといけない時がある

【浦和周辺】塾で伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。

「メジャー」という昔から大好きな野球マンガがあります。
何十回も読み返して、映画版も見て、アニメ版も見てしまったくらいハマりました。

その漫画の主人公が中学生の時の話なのですが、
主人公は、野球がうまくなるため、どうしても行きたい高校がありました。

スポーツ試験で、その高校に合格するために、来る日も来る日もハードなトレーニングを行い、野球漬けの毎日を過ごします。

(海水浴に行っても、海についた途端にクロールで泳ぎまくっていたため、幼なじみのヒロインもさすがに引いていました。笑)

努力が実り、行きたい高校のスポーツ試験でなんとか合格したのですが、その後、
「学力テストにも合格しなければ入学できません」
と告げられます。

ですが、主人公は完全なる野球バカなので、学校の勉強は全くできません。
学力テストに向けて、勉強をしてみますが、なかなかやる気になれず
「俺は野球ならどんな厳しい練習でも耐えられる。でも・・・勉強だけは無理だ。」といい、合格をあきらめてしまいます。


しばらく無気力な日々を過ごしましたが、そんなある日、母親に本気で怒られます。

「あんたのその高校で野球したいって気持ちってそんなもんなの!!!

あんたの野球への気持ちって勉強なんかに負ける程度のものだったのね!!!」

そう言われて少しふて腐れますが、
それからは覚悟決め、人が変わったように勉強しました。

そして試験当日。
筆記試験受けた後、面接の場面。
スポーツ試験の時にも登場した、ボスキャラの面接官が言い放ちました。

「こんなテストのできなんてどうでもいい。

(そういいながら、主人公の解答用紙を丸めてごみ箱に捨てる)

お前が努力してきたのは、通知表とこの点数を見比べればすぐにわかる。

好きなことは努力できて当たり前だ。

我々が最後に確認したかったのは、自分の夢や目標のために、嫌いなことでも努力できるかどうかだ!!

この場面をはじめて読んだのは高校生の時でしたが、
立ち読みしていたブックオフで、感動の嵐が吹き荒れました。(笑)

受験のときや、社会人になった時にも、
(もう少し頑張ろう・・・)
と何度も思わせてくれた言葉です。

「やりたいこと」「好きなこと」をするためには、「やりたくないこと」「嫌いなこと」をやらなきゃいけない時もあると思います。

・漫画家が作品を作るのにも、すっっごい長い時間かけて悩みながら作品作っています。
・有名なお笑い芸人さんも、周りの人に気を使ったり、売れるまでビンボー暮らしをしていたはずです。
・一流のスポーツ選手もスランプや怪我で悩むこともあるでしょう。


テスト勉強や受験勉強を自分の意思で頑張れる人は、
他のことでも、必要な時に、自分の意思で頑張れます

①「勉強やろうとする→できなかった」を繰り返している人

②「勉強やろうとする→できた」を繰り返している人だったら、
②の人の方が、なにかチャレンジする時に頑張れる人多いと思いませんか??

ですので、
「やりたいことやるために、一時的に好きじゃないことでも努力できた」という経験をするためにも、勉強頑張ってみるのもいいと思います。

将来、好きなことをやるために、頑張らなければいけない日が必ず来ますよ。