さいたま市・浦和・大宮「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」、塚田です。

今回は、市立浦和高校の入試情報をお話します。

市立浦和高校の偏差値

市立浦和高校の偏差値まとめ

みんなの高校情報→70

リセマム→70

パスナビ→66

家庭教師のトライ→70

高校受験ナビ→68

高校偏差値ネット→69

高校入試ドットネット→69

市進→69

3つのサイトで偏差値70、パスナビ以外は偏差値68,69となっています。パスナビは他の高校も他のサイトに比べて低くでていることもあり、偏差値66です。
埼玉県内でも浦和高校、大宮高校などの最上位校に次ぐ難易度の高い高校です。

市立浦和高校の偏差値+内申点の合格圏目安

【合格圏目安】

偏差値71 内申点37
偏差値69 内申点39
偏差値67 内申点41

・評定の比率・1年:2年:3年=1:1:3

・募集定員 240名
一次選抜 144名
(学力考査   59.8% 内申 40.2%)
二次選抜 96名
(学力考査 69.8% 内申 30.2%)


【倍率】
2019   1.82
2018   1.67
2017   1.64
2016   1.90


【主要な併願校】
武南 川越東 栄東 淑徳与野 大宮開成 開智

当然、学校選択問題が英語と数学では受験に必要となります。

合格の目安は370点~380点と予想されているため、学校選択問題ではない「国語」「社会」「理科」では、なるべく85点以上を確保しておきたいところです。

もし、仮にすべて85点を取ることができれば、数学と英語で60点づつ取ることができれば合格でる可能性が高いです。
しかし、もし「社会」「理科」「国語」がそれぞれ80点づつだった場合には、英語と数学両方で135点取らなくてはならなくなります。目安で言うと、英語と数学でそれぞれ2問づつ解答できなくてはいけなくなる計算です。
学校選択問題の英語と数学で2問づつ正答を増やすよりも、残りの3教科で4問正答を増やす方が難易度は低いです。
繰り返しますが、学校選択問題の高校を受験する場合には、必ず「理科」と「社会」で点数を稼ぐ方が合格に近づく傾向があることを念頭において、受験勉強を進めましょう。

それから、市立浦和高校の内申点は1:1:3の割合です。
浦和高校、浦和一女、大宮高校は内申点の割合が1:1:2ですので、もし1,2年生の内申点が低ければ、入試でもかなり苦戦することになるでしょう。
一方、市立浦和であれば、3年生になってから高い内申点を取ることができれば1、2年生の時の内申点が低くても逆転合格がしやすいです。

また、サッカーでの実績がある人であれば、本番で加点が多くもらえる可能性があります。

市立浦和高校の授業カリキュラム

・3学期制
・50分×6時限(月曜日は8時限)
・隔週土曜日は授業

一年次はほとんどが共通の履修科目、二年次から文系と理系に分かれての授業です。
三年次、文系は私立受験を目標とする文系Aと国公立高校の受験を目指す文系Bに分かれての授業となり、それぞれに特化したカリキュラムとなります。理系は3つのコースに分かれて、それぞれが志望校に合わせた授業構成
です。

ちなみに、市立浦和中学から市立浦和高校に入学している生徒と、高校受験組とは3年間別クラスになります。

偏差値が高い高校であるため、生徒の自由度が高い学校です。
頭髪検査はなく、携帯電話の持ち込み、校内で使用することもできるようです。

高校の文化祭は9月に行うことが多い中、市立浦和の場合には6月に行われます。
質が高く、文化祭はかなり盛り上がるとの口コミが多数寄せられています。

公立高校は沖縄など、国内の観光地に行くことが多い中、市立浦和の修学旅行先はシンガポールです。
私立高校では、「アメリカ、カナダ、オーストラリア」など海外に行く高校は多いですが、公立高校では珍しいです。

市立浦和高校:部活動

サッカー部は全国優勝8回を誇り、有名ですね。
近隣の浦和西や浦和南もそうですが、この地域のサッカー部は全国的に見てもかなりレベルが高いです。
運動部では陸上部がインターハイに出場、文化部では放送部、音楽部、吹奏楽部が全国大会に出場しています。
また、インターアクト部は英語ディベート世界大会に出場しました。

市立浦和高校:アクセス

さいたま市浦和区元町1-28-17

京浜東北線「北浦和駅」から徒歩12分

学校の近くには市営浦和球場があり、夏の甲子園予選が始まると、応援に来る高校生やその保護者で人通りが多いです。
また10年前には、浦和駒場スタジアムが近くにあるため、浦和レッズの試合がある日にはユニフォームを着たサポーターが大勢いたようですが、現在は試合があまり行われていないようです。

それから、県立浦和高校の最寄り駅も北浦和駅でであり、この辺りの教育レベルはかなり高くなっていて、この地域は「浦高」「市立浦和」「浦西」「一女」など県内上位校の合格を目指す塾もあります。

市立浦和高校:進路

大学進学   306名
専門学校   3名
就職     2名
進学準備など 53名

大学の現役での進学率は84%であり、残りの生徒のほとんどが浪人して次の年の受験に備えるようです。

現役で京都大学、一橋大学、東京工業大学に6名合格しており、国公立にもかなりの生徒が進学しています。
MARCHの合格者は毎年累計で200名以上います。

主に中学校からの内部進学生が結果を出しているようです。

【指定校推薦】

首都大学東京 早稲田大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、青山学院大学、中央大学、学習院大学

早稲田や首都大も指定校にあり、MARCHは内申点さえ基準に達していれば高い確率で指定校推薦を取ることができるようです。