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とび職から海外の名門校に合格した話

浦和周辺:塾で成績が伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。


もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」
https://storys.jp/story/9679

今回は、このストーリーを読んで感じたことをお話しします。

目次

親父の表彰式での出会い

会場で初めて会う親父の友人と適当な会話をしていた。「いったいトップセールスはいくらくらい貰ってるんすか?」そうきくと「今年1位になった彼は2億くらいかな?」そう言われた。

「2億??」

「オレの仕事は1平方メートル足場を掛けて250円だぞ!」その時初めて同じ時間働くのにここまで差があるのかと知った。しかも彼らは仕事に対して強い情熱とやり甲斐をもっていた。

仕事の経験をていると、「大変だから時給が高い」っていうわけでもないことに気づくと思います。
外資系のトップになると年収は2億円までいけるんですね。笑
2億円っていうと高卒の人の生涯年収と同じですね。年収2億あると税金を1億円は払うことを考えると、2年間仕事すれば、働かなくても平均的な暮らしはできるってことですよね。
3年働けば、かなり余裕のある生活ができます。

個人的にポイントだと感じたのは「しかも彼らは仕事に対して強い情熱とやり甲斐をもっていた。」という点ですね。

これがもし、表彰されている方々がいやいや仕事をしていたり、売っている商品に罪悪感を感じていたり、お金のために仕事をしている様子だったら、感銘を受けることはなかったでしょう。
セールスマンで上位の方は、その人なりの仕事の美学を持っていて、仕事のことが好きな人が多いなと私も感じています。
仕事が好きだからこそ、努力することができ、成績を残すことができているのでしょう。

この方は、すでにとび職として仕事をした経験があるからこそ、「お金をたくさん稼げていること」と「仕事にやりがいと情熱をもっていること」に心が動かされたのだと思います。

営業マンになってから感じた勉強する力の必要性


2008年についに営業マンになった。

幸い自分は新卒で入社していたこともあってクビになる恐れはなかったが能力のない中堅社員はどんどん淘汰されていく現実を見た。

「オレ全然イケてないな、デキる人ってなにが違うんだ??」この頃から自分とデキる同期・先輩・上司を比較し始めた。そこでわかった違いは

• 経験値

• 学歴

「あの人らが持ってる勉強していく力が欲しい」そう思うようになり「もしかしたら大学受験とか大学の授業で培ってる臭いな!」そう思うようになり大学進学を考えはじめた。

私も、勉強しておくといいかなと思うのは「なにか勉強しようと思った時に、そのスピードが変わってくる」という大きなメリットがあるからです。

私自身、大学受験で国語の勉強をした後では、本やネット記事を読んだときに読むスピードも内容を理解するスピードも格段に速くなりました。
「もし営業で成果を出したい」と思えば、「売るれるようになるための方法を本やネットから情報を集めることができます。
現代文の勉強をしていれば、その内容を読み、理解し、整理するスピードは速くなるはずです。

また、数学を勉強していれば
「保険料の計算」「他社と比べて具体的にどれくらい金額が違うのか」「自社の商品に変えることで得をする確率はどのくらいあるのか」
なども、理解しやくなりますし、整理して伝えるスピードも上がります。

こうした能力は「小学校までしかほとんど勉強していない人」と「中学から高校までの間、授業を受け、しっかりと勉強をした人」では大きな差が当然ですよね?

必ずしも、全員が勉強したほうがいいとは思いませんが、できるならやっておいた方がいいのではないかと私は考えています。

気持ちを立て直すための視点や考えがあるといい


どんなにすごいスポーツ選手でも最初はできないはず。だから勉強も子供の頃からの積み重ねでデキるようになっているだけで「今自分がデキないのは経験が足りないからだ!」と言い聞かせ自分がやっていることが正しいと信じていた。

その結果、立ち止まることなく勉強し続けることができた。その過程はもちろん無駄なことばかりしていた。その無駄な経験が知恵になり行動を改善することができたと思う。

やってもうまくいかない、できるようにならないことが続くと「自分はできるようにならないのではないか」と錯覚してしまいますよね。私も何回もしてきました。(笑)
でも、たいていのことは、やり続ければできるようになるものです。
辞めたくなった時に、自分なりに続けるための視点や考えがあると、「もう少しがんばってみよう」と思えるようになります。
一年もあれば、人は大きく成長しますし。

ちなみに、私はHPに記事を書きはじめて一年程になるのですが、文章を書くスピードはかなり速くなりました!書き始めたころには、このような記事を書くのにも8時間くらいかかっていました。(笑)
3か月もすると、3時間ほどで書けるようになり、今では1時間半ほどで書けるようになってきています。
一年後には、集中すれば30~40分でこのくらいの記事はかけるようになるのではないかと予想しています。(とはいえ、調子が悪い日には今でも3時間ほどかかりますが・・・)

自分の場合には、「やり続けた先の未来は、本当に今の能力のままなのか?いや、そんなわけないだろ!」と思うようにし、続けるモチベーションを保つことが多いです。

確かに天才はいるがほとんどが努力家だ


勉強方法を変えた。その結果、成績はかなりまともになりエッセイでもネイティブの平均値を大きく上回る成績をとることができた。
つーことは。
自分はいつも人の能力はさほど変わらないと思っている。確かに天才はいるがほとんどが努力家だ。ここで勉強している人のほとんどが「オレはそんなに頭良くない」とか思っていて人一倍努力できる努力家集団であることに気づく。
自分が最初の1学期目で成果が出せなかったのは周りが自分よりも数段優れている事実を地頭の良さの影響だと錯覚していたことで努力を怠ったからであった。
アメリカの大学は日本の大学と比べると入学段階ではそれほど学力を求めない。入学後にひたすら鍛えられて卒業していくからだ。

あたまの良さについては、考えさせられることが多々あります。

同じように教えても、ある生徒は1時間ほどでその内容を習得して、応用までできるようになりますし、別の生徒は3時間教えてもなかなかsの内容が理解できないということが実際にあります。

「頭の良さが違う」と言われれば、たしかにそうなのかもしれません。
ただ、その「頭の良さ」ってなんのことなんだろうとも思います。

たとえば、私は確率の問題を解くのが得意だったのですが、なぜ得意だったかといえば「小学校の頃から興味を持っていた」というのがあります。
パソコンに入っているゲームに「ルーレット」があったのですが、そこに「掛けると当たる確率」が表示されていました。
また、ゲームの攻略本にも「このイベント起きる確率は40%」など、ありましたし、ゲームの途中でも「当たる確率は16分の1です」と画面に出てくることもありました。
テレビを見ていても、「確率」がでてくるときは、「へー、起きることが20%ってことは、80%なのか。ってことは、10回やったら、2回起きるし、8回は起きないのだな。5回に4回は起きないってことでもあるな」などと考えていました。
こうした思考を繰り返すことで、確率の考え方の基本が身についていたので、おそらく得意になれたのだと思いますし、興味があったからこそ覚えるのも早かったと思うのです。

はたから見れば、頭がいいように見えたかもしれません。
しかし、実際のところは「昔から数千回考えていて、興味も持っているいるため、印象に残りやすかっただけ」とも言えるのです。現に、数学では苦手で何度も何度もやって、やっとできるようになった分野もありますし。

そう考えると、今回引用した言葉も納得いくように私は思いました。

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