入試に必要な化学式とイオン式を最速で覚える方法

【浦和周辺】塾で伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。

理科の中でも、「化学」を苦手とする人も多くいると思います。
今までの経験上、化学が苦手という生徒の半数は基本的な化学式をしっかりと覚えていないことから、問題が解けなくなってしまっています。

今回は、効率よく化学式を覚える方法を教えます。

これから紹介する覚え方は、実際に家庭教師の時に教えている内容です。

まだ、化学式を覚えていない方は、ぜひこの記事を使って覚えてしまいましょう。

暗記は「語呂合わせ」と「イメージ(映像)」を使うことで、早く覚えることができます。

①2分間、12個の化学式を下の画像を見ながら、語呂を口に出して覚える
②1分間で覚えているかテストする
これを3セット行えば、暗記が苦手な子でもすべて覚えることができます。

まずはこのやり方で12個を覚えましょう。

① 水素(化学式:H2)の覚え方
  吹奏楽部のHさん

②炭素(化学式:C)の覚え方 
 鉛筆の芯(C)は、炭素

③ 酸素(化学式:O2)の覚え方
 お(O)っさん 

④ 窒素(化学式:N)の覚え方 
 窒息で死ぬ(N) 

⑤ リン(化学式:P)の覚え方 
  プ(P)リン 

⑥ 硫黄(化学式:S)の覚え方 
 SOSと言おう 

⑦ 塩素(化学式:Cl)の覚え方
  塩素を吸うと苦(Cl)しい 

⑧ 鉄(化学式:Fe)の覚え方
 鉄笛(Fe) 

⑨銅(化学式:Cu)の覚え方
 工(Cu)藤君

⑩ 銀(化学式:Ag)の覚え方
 アジ(Ag)は銀色 

⑪ 金(化学式:Au)の覚え方 
金の英雄(Au) 

⑫ 亜鉛(化学式:Zn)の覚え方
亜鉛はズンッ(Zn)と重い 

次に、物質の名前から英語やローマ字読みで覚えることができる化学式12個です。


これらは、もともと名前の頭文字がわかっているので、楽に覚えることができます。


①2分間、目で繰り返し見る
②1分間でテストする
これを2セット繰り返せば、覚えきれるでしょう。

①へリウム(化学式:He)
⇒ へ(He)リウム 

②リチウム(化学式:Li)
⇒ リ(Li)チウム 
③べリリウム(化学式:Be)
⇒ べ(Be)リリウム 

④フッ素(化学式:F
⇒ フ(F)ッ素 

⑤ネオン(化学式:Ne)
⇒ ネ(Ne)オン 

⑥ナトリウム(化学式:Na)
⇒ ナ(Na)トリウム 

⑦マグネウム(化学式:Mg)
⇒ マグ(Mg)ネシウム 

⑧アルミニウム(化学式:Al)
⇒ アル(Al)ミニウム 

⑨アルゴン(化学式:Ar)
⇒ アル(Ar)ゴン 

⑩カリウム(化学式:K)

⇒ カ(K)リウム 

⑪カルシウム(化学式:Ca)

⇒ カ(Ca)ルシウム 

⑫バリウム(化学式:Ba)
⇒ バ(Ba)リウム 

イオン式の覚え方

中3になると、今までの化学式が発展した「イオン式」を習います。

イオン式のポイントは
・プラスイオンなのかマイナスイオンなのか
・価数(右上の数字)は何になっているのか
です。

もともとの化学式を覚えていれば、
「プラスかマイナスか」と「価数」は語呂合わせですぐに覚えることができます。

その語呂とは

「エッチなかじいアンモニア持ってくる。Oh、NO!」
「クマカバーズ。お、そこっす!」

です。

この語呂さえ覚えてしまえば、あとは当てはめるだけで高校受験に必要なイオン式をマスターすることができます。

まだイオン式を覚えていない人は、この図を使うと効率よく覚えることができますので、ぜひ活用してみてください。