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成績が伸びる直前こそ一番苦しい

塚田 悠太
プロ家庭教師
久喜中学校→浦和実業(特進コース)→明治大学(経営学部経営学科)

以前は大手家電量販店に勤務。パソコンが詳しくない人にもわかりやすい説明と丁寧な接客を続けた結果、販売コンテストでは最優秀賞受賞を受賞。

その後、学習塾の講師を経験。つまづきやすいポイントに絞った解説と、勉強方法の指導により、担当した中1、中2の数学のクラスで全員が定期テストの点数を上げる。
6年前に会社を辞め、プロ家庭教師として独立。さいたま市で「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」として活動しています。

【浦和周辺】塾で伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。

成績の上がり方について、知っておいてほしいことがあります。

それは、

頑張っても、思ったより成績が伸びない時期がある

ということです。


こちらのグラフを見てください。

多くの人は「勉強時間が増えると、その分成績は上がっていく」と思ってしまいます。


しかし、実際には、このように成績が伸びていくことが多いです。

なぜこのような成績のグラフになるかというと、2つ理由があります。

1つ目は

勉強をしていくと、勉強のコツが身についてくるからです。

勉強のコツが身についていけば、覚えるのが今までより早くなったり、今までより多くの問題演習ができるようになります。

2つ目は、

知識が積み上がっていくからです。

例えば、

この問題を解けるようになるまでには、

・小学校で習う

「たし算、ひき算、かけ算、わり算、分数の計算」

・中1で習う

「正負の数・文字式・一次方程式」

・中2で習う

「式の計算」

という、今までの計算問題も身につける必要があります。


目の前の問題を解くためには、以前に習った分野を勉強し直さなければいけません。
残念ながら、身につけるまでは、あまり点数は取れないのです。

しかし、一度身に付けてしまえば、

今まで
「わからないままにしてしまった分野」と
「学校で今教わっている分野」を勉強していたのが、

「学校で今教わっている分野」だけでいいので、あまった時間を応用問題や他の科目の勉強にあてることができるのです。


私も、大学受験の時には、成績が夏休みが過ぎた頃になっても、あまり上がりませんでした。

その時は、浪人してから毎日10時間近く勉強していたので、本当に苦しかったです。

しかし、10月頃から一気に成績が上がり始め、12月の最期の模試では、ずっとE判定だった志望校が、C判定にまで上がったのです。



人は予想している成績の上がり方と、実際の成績が違いが大きいほど、苦しさを感じてしまうものなので、成績が上がり始める前は、一番つらいです。


しかし、辛いからといって、今の頑張りをやめないでほしいんです!!


確実に知識は積み重なってきていますし、勉強の効率もよくなっています。


もう少しで、成績が大幅に伸び始めるのに、途中でやめてしまっては、それこそ本当にもったいです。

勉強を続けていれば、

成績は必ず上がります。

それも、途中から一気に上がるはずです。

頑張ってる本人も、それを見守っているお母さんも、不安に感じるかも知れません。


それでも、成績が上がると信じて、頑張り続けて欲しいです。


きっと、あの時に諦めずに頑張ってよかった!!と思う日が来ますし、「頑張っても結果が出なくても、頑張り続けた経験」は、これからの人生で役立つ貴重な経験になりますよ!

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