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初めての教え子

塚田 悠太
プロ家庭教師
久喜中学校→浦和実業(特進コース)→明治大学(経営学部経営学科)

以前は大手家電量販店に勤務。パソコンが詳しくない人にもわかりやすい説明と丁寧な接客を続けた結果、販売コンテストでは最優秀賞受賞を受賞。

その後、学習塾の講師を経験。つまづきやすいポイントに絞った解説と、勉強方法の指導により、担当した中1、中2の数学のクラスで全員が定期テストの点数を上げる。
6年前に会社を辞め、プロ家庭教師として独立。さいたま市で「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」として活動しています。

昨日、生徒が1人卒業しました!

現在高校三年生で、進路が決まったとのこと。
その子、実は3年前に私が初めて家庭教師した生徒なのです!

その子は、中3の夏頃から家庭教師をしていて、高校1年の1学期と高校3年になる前あたりから昨日まで、勉強のやり方と英語の指導を月に1、2回のペースで行っていました。

当時は授業のコマ数が多く、毎日テストがあるようなザ・進学校といった感じの私立高校を目指していました。

しかし、関わっていると(本人の様子を見る限り、あまりその子に合った進路ではなさそうだな、、、)と感じていました。

そこで私は、
「今進もうとしている高校がこの子に合っているのか、私はちょっと確信持てないです。高校で毎日テストに追われ、勉強中心の生活はあまり合ってない可能性もあるのかもしれません。
もし、高校1年の時点でその生活が合わなかったとしても、転校しない限りはその生活を続けなくてはいけません。
大学受験は、本人の意思でしっかりと勉強しない限り成績を上げていくのは難しいです。

であれば自宅から近い、公立の高校を目指すのはどうでしょうか?
自宅から自転車で行けるところであれば、勉強時間を確保しやすいですし、部活と勉強の両立もしやすくなります。
必要であれば、私が高校に入ってからも効率のいい勉強のやり方を伝えたり、勉強のスケジュールを立てることはできます。
私立の進学校の勉強よりも、本人に合った、効率のいい勉強ができるはずです。

また、私立高校にかかる分のお金を、この先本人が自分の意思で勉強したいと思った時のために取って置くのもいいのかなと思います。

と提案しました。

その後、話合った結果、家から自転車で通える公立高校を受験することになり、見事合格しました。

「あの時、私立の勉強の厳しい学校に行かなくてよかった。そしたら、やる気のないままただ学校のテストと宿題に追われる日々になってしまったと思う。3年間部活やれてよかったし、これから大人になっても部活の友達とは一緒にいると思う。」
と言っていたので、あの時に自分の考えをしっかりと提示してみてよかったなと思います。


私としても、勉強教えて行く中で、
「少し前にできなかったことがてきるようになったり」
「最初の頃は点数に興味がなかったのが、途中から問題ができないと悔しがるようになったり」
「わからないところがあっても平気だったのが、学校の友達や先生に聞くようになったり」
「自分で考えて、勉強の計画を立てて手帳に書き込んでいくようなったり」
様々な成長を近くで見ることができて、すごく楽しかったです。

本当にありがとうございました。

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