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【国語の定期テストで効率よく80点を取る方法】

塚田 悠太
プロ家庭教師
久喜中学校→浦和実業(特進コース)→明治大学(経営学部経営学科)

以前は大手家電量販店に勤務。パソコンが詳しくない人にもわかりやすい説明と丁寧な接客を続けた結果、販売コンテストでは最優秀賞受賞を受賞。

その後、学習塾の講師を経験。つまづきやすいポイントに絞った解説と、勉強方法の指導により、担当した中1、中2の数学のクラスで全員が定期テストの点数を上げる。
6年前に会社を辞め、プロ家庭教師として独立。さいたま市で「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」として活動しています。

【浦和周辺】塾で伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。

「国語はどう勉強していいのかわからない」
「文法はわかりにくくてやる気が出ない」
「漢字を覚えるのに時間がかかる」

今回はそんな悩みを抱えている中学生・保護者の方のために「国語の定期テストで効率よく80点を取る方法」について解説します。

今までの、「英語・数学・理科・社会」は「90点」の取り方について解説してきましたが、国語に関しては「80点」の取り方の解説になっています。
というのも、国語は小学校からの読解力の積み重ねが必要な教科であるため、80点を取ってからの残りの20点に関しては、「テスト前にこうやって勉強すれば点数が取れる!」という方法がありません。
もともとの読解力が高い人であれば、90点を取ることはできますが、北辰テストや実力テストで、読解の点数で高得点を取れない人の場合には正直難しいです。


しかし、国語の定期テストは、コツを掴めば短い勉強時間でも、80点を取ることができます。
なぜなら、定期テストの読解問題は、出題される文章や、出題される設問が授業中にネタバレされているからです。
学校の授業で本文は全て解説されます。
その”解説された部分”が問題になるところです。
そして、その解説はノート(プリント)に書いてあるわけです。
つまり、ノートで解説された部分を理解して覚えるだけでかなり点数がアップするはずです。
また、ほとんどの場合、定期テストでの漢字の配点が20点ほどあります。
漢字は覚えてしまえば確実に点数を取ることができますので、この記事で紹介している漢字の覚え方を参考にして、確実に点数を取るようにしてください。

それでは解説していきます。

目次

①漢字を覚える

漢字問題は何が出題されるかわかっています。
なぜなら、「ワーク」もしくは「教科書」からそのまま出るからです。
ここで点数を落としてしまっては大損です。
前回のテストで半分ほどしか取れていない人であれば、漢字をしっかりと覚えるだけで10点は上がります。
必ず、全問覚えて、20点もしくは19点を必ず取るようにして下さい。

《やり方》

《①覚える漢字を10個づつに区切る》

まずは、出題される漢字を10個のまとまりに分けます。
定期テストの漢字の出題範囲は100~150問程ですので、10個~15個のまとまりになるはずです。

《②漢字を30秒見て暗記する》

漢字は書いて覚える人が多いです。
ですがが、漢字については見て覚える方が早く暗記することができるのです。
書くと、どうしてもひとつの漢字を書くために時間がかかりますし、書くことに集中して、覚えることへの意識が減ってしまいます。
それに比べて、見て暗記する場合には、書く時間がないので、短時間に何度も繰り返すことができますし、覚えることに意識を集中させることができるのです。
集中して覚えるために時間を区切り、さらに30秒という短い時間に設定することで、その効果をより高めます。

《③1分間でテストする》

見て覚えた漢字をしっかりと思い出す作業をします。
この思い出す作業をすることは、記憶を定着させる上で非常に重要な時となります。
覚えた後には、必ずテストをしてください。
また、間違えた漢字には、必ずしるしをつけておきましょう。

《④全問できるまで②と③を繰り返す》

②~③を全問正解できるようになるまで繰り返します。
たいてい、「30秒で覚える→テストする」を3回繰り返せば、全問おぼえることができます。
ということは、丸つけの時間を含めても、10個の漢字を6分程で覚えることができるはずです。
つまり、漢字の出題範囲が100問だった場合なら、1時間で全問覚えることができるのです。

《⑤テスト前にもう一度、間違えやすい漢字をチェックする》

テストが行われる朝、もしくは休み時間にもう一度、間違えやすい漢字をチェックしておきましょう。

②読解問題を解けるようにする

繰り返しますが、
定期テストの読解問題は、授業でやった教科書の本文が出題されます。

出題される設問の大半が
「授業中にノートかプリントに板書している箇所」か、
「学校のワークに載っている箇所」です。
「教科書の本文の流れ」「ノート、プリントの板書」「ワークの問いと解答」をしっかり頭に入れましょう。

《① 教科書を10回音読する》

1回目~3回目は教科書本文をゆっくり、はっきりと読んでください。
わからない言葉や読めない漢字が出てきた場合には調べましょう。

4回目~10回目は紙芝居を読み聞かせをするつもりで感情を込めて、抑揚をつけて、ハッキリと読みましょう。

《② ノート、プリントに書いてある内容を10回説明する》

ノートに書いてある内容を人に教えるつもりで、一つ一つ説明していきます。
P○○ページの~行目と書いてある場合には、実際にその教科書の、どの箇所か確認してください。
10回繰り返すころには、文章の内容の理解も深まり、内容が頭に入っているでしょう。

《③ 学校のワークを解く》

学校のワークを繰り返し解いて、全問解けるようにします。

「文章中の、どの箇所が答えの根拠になっているか」も答えられるようにしてください。
疑問やわからないことがある場合には、先生に聞くようにしましょう。

③文法問題

学校のワークと、配布されたプリントをとことんやりましょう。
ワークやプリントからそのまま、あるいは言葉が少し変わっただけの問題が出題されます。
テスト3日前から、2周ずつやれば十分覚えられると思います。

ワークの取り組み方はその他の教科と同じです。
「学校のワークや教科書を見てもイマイチわからない…」という場合は、
「くもんの基礎固め100% 文法編」がオススメです。

④教科書準拠ワークをやる

授業のノートや学校のワークとは別の問題の出し方の問題も何問か出ますので、対策として、少しでも多くの設問に触れておいた方がいいです。
ですので、80点を狙うなら教科書準拠ワークもやっておきましょう。

【番外編】90点を取るためには

90点を取れるようになりたい人は、北辰テストや高校入試の読解の勉強を日々行うようにしてください。

まとめ

・漢字の問題は満点を狙う

・定期テストの読解問題は出題される文章や、設問・設問箇所などが授業中に説明されている。授業をよく聞き、板書された内容を覚える。

・繰り返し、出題される文章を読み、ワークやプリントに書いてある問いには「なぜその答えなのか」「どの文が答えの根拠なのか」を説明できるようにする。




国語の定期テストは
授業を聞いているかが、5教科で一番重要な科目です。

定期テストに出題される文章は、解説されています。
その”解説された部分”が問題になるところです。

ですので、授業中にしっかりと話を聞き、板書を取っておいてください。


以上、【国語の定期テストで80点取る方法】でした。

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