さいたま市・浦和・大宮「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」、塚田です。
今回は、越谷南高校の入試情報を紹介します。
越谷南高校の偏差値
越谷南高校の偏差値まとめ
みんなの高校情報
普通科61・外国語科59
リセマム
普通科61・外国語科58
市進
普通科58・外国語科54
パスナビ
普通科51・外国語科52
家庭教師のトライ
普通科61・外国語科58
高校受験ナビ→
普通科58・外国語科58
普通科の偏差値は、61のサイトと58のサイトが二つづつ、パスナビは他のサイトより低く出る傾向もあり、51となっています。
外国科の偏差値は58と出ているサイトが三つあります。普通科を受験する人は、第二志望として外国科を選ぶことができるようになったため、普通科との差は縮まったのではないかと思います。外国科は、その年の倍率や受験者層によって偏差値の基準は変動しやすいでしょう。
越谷南高校の偏差値+内申点の合格圏目安
【普通科】
偏差値56 内申点36
偏差値58 内申点34
偏差値60 内申点32
【外国語コース】
偏差値55 内申点36
偏差値57 内申点34
偏差値59 内申点32
・評定の比率・1年:2年:3年=1:1:2
・募集定員
【普通科 320名】
一次選抜 254名
(学力考査 59.9% 内申 40.1%)
二次選抜 5 4名
(学力考査 50% 内申 50%)
三次選抜 16名
【外国語科 40名】
一次選抜 32名
(学力考査 60% 内申 40%)
二次選抜 8名
(学力考査 50% 内申 50%)
【倍率】
2024年 普通科 1.41 外国語科1.40
2023年 普通科 1.43 外国語科1.15
2022年 普通科 1.39 外国語科0.70
2021年 普通科 1.26 外国語科1.50
2020年 普通科 1.30 外国語科1.08
2019年 普通科 1.44 外国語科1.33
2018年 普通科 1.13 外国語科1.15
2017年 普通科 1.19 外国語科1.15
2016年 普通科 1.41 外国語科1.15
【主要な併願校】
浦和学院 浦和実業 武南 叡明 西武台千葉
2019年から募集定員が普通科が360名だったところから320名に定員が減りました。そのため、倍率が昨年の1.13から大きく上が1.44にまで上昇しています。
また、普通科の生徒が外国科を第二志望とすることができるようになった影響で、外国科の倍率も上がっています。
もし、普通科で受験した生徒が外国科のみに合格した場合には「私立の併願校」か「外国科の越谷南」で検討することなり、文系に進むことを決めている生徒の多くは、外国語科に流れるのではないかと考えられます。
越谷南高校の入試の特徴として、この偏差値帯の学校の第二選抜では本番の学力考査を重視する高校が多い中、内申点の割合を重視していることです。
第二選抜では、学力考査と内申点に比率が1:1となっているため、学校の評定が高い生徒は、本番の点数が低くても合格できる可能性があります。
評定の割合が1:1:2であり、学力考査の割合が高いわけではないため、3年生からの追い上げによる逆転合格は、他の高校に比べて難しくなります。そのため、1.2年生から成績をある程度取っておくことが必要になります。
普通科に合格するために必要な本番の点数は、330点前後だと思われます。1科目あたりの目標点数は66点です。
点数の取り方としては、理科と社会で75点づつ取るようにしておくと、他の科目がだいぶ楽になると思います。
理科と社会は、入試前の追い込みで点数が伸ばしやすいですし、他の科目に比べると短い時間で点数を取ることが可能です。
迷ったら、英数国で点数を伸ばすことよりも、理社で取ることをおすすします。
越谷南の外語科は、学校選択問題ではない公立高校のとしては一番偏差値の学校です。
学校選択問題の英語となると難易度が高いため、この偏差値帯ではそこまで差がつくことはないでしょう。しかし、越谷南の入試は学校選択問題ではないため、英語の点数でも差はつくことになります。
外国語科の英語の点数は傾斜配点で二倍になりますので、本番で15点差がつくと、点数としては30点の差がつくことになります。
越谷南の外国語科を受ける場合には、偏差値60以上ある状態で試験にのぞむようにしましょう。
また、もし他の科目が苦手だったとしも、英語の試験本番で点数を取ることができればカバーすることも可能です。
本番の目標点数は、「英語で70点後半」残りの科目は「60点前半」を取れば合格できると思います。
外国科は、数学が「社会75点」「数学50点」の点数配分でもいいかもしれません。数学で75点を狙うよりも、社会で75点を狙った方が少ない勉強時間で点数が取れると思います。
越谷南高校の授業カリキュラム
・3学期制
・50分×6時限 (月曜日と水曜日は7時限)
・土曜日は毎週休み
普通科は一年次は共通履修、二年次からは文系と理系に分かれての授業となります。
三年次からはそれぞれがさらに選択で授業受けることができる、オーソドックスなカリキュラムです。
外国科は、外国人の先生との少人数クラスでの授業があり、タブレットを使ってスカイプの授業を受けることができます。
校風
越谷南は文武両道で、勉強も部活も両方とも頑張る生徒が多い印象です。
近隣の進学校と比較するなら、「越谷北高校は勉強重視の学校」「越谷南は部活もハードな学校」「越谷高校は勉強は越谷北ほどではなく、部活も越谷南ほどではないく、比較的自由がある学校」と、越谷高校に通っている保護者の方から聞いたことことがあります。
遠足、球技大会、長距離大会、文化祭など、年間の行事が多くあり、この辺も勉強以外にも重きをおいていることを表しています。
長距離大会では、男子は30km・女子は22kmと、かなりの長距離を走るそうです。
部活動の時間も長く、夜まで練習に励むところが多くあります。
部活動
一年次は全員が部活に加入することになっており、部活全体がさかんに行われています。
運動部では、「陸上部」が全国大会出場し、「バトミントン部」「女子ハンドボール部」「ワンゲル部」が関東大会に出場しています。
文化部では全国総文祭に「新聞部」「書道部」が出場し、「演劇部」「写真部」が関東大会に出場しています。
また、吹奏楽部は海外での公演を行ったようです。
アクセス
【住所】越谷市レイクタウン7-9
【交通】越谷レイクタウン駅から徒歩5分
最寄り駅から5分で通うことができるため、通学はとても便利です。
住所と駅名にもある通り、ショッピングモールとしては日本一の規模を誇るレイクタウンがすぐ近くにあります。
(レイクタウンは、大きさの世界ランキングで28位にも入っているようです。)
武蔵野線は冬になると、強風の影響で徐行運転を行うことが頻繁にあり、遅延することが多いです。
進路
・四年生大 320人
・短期大学 11人
・専門大学 32人
・就職 6人
・その他 33人
【指定校推薦】
青山学院大学、成蹊大学、法政大学、津田塾大学、成城大学、国学院大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学
部活動をしている生徒はハードな部活動の合間をぬって勉強し、部活を引退してから集中的に勉強を行い、受験にのぞみます。
部活の推薦で、難関大学に合格する生徒も毎年いるようです。
全体的には、日東駒専や獨協大学など中堅大学へ進学する生徒の割合が多く、中堅大学の推薦枠はあまりのある年もあります。