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沖縄の中学生になると急に学力低下問題

塚田 悠太
プロ家庭教師
久喜中学校→浦和実業(特進コース)→明治大学(経営学部経営学科)

以前は大手家電量販店に勤務。パソコンが詳しくない人にもわかりやすい説明と丁寧な接客を続けた結果、販売コンテストでは最優秀賞受賞を受賞。

その後、学習塾の講師を経験。つまづきやすいポイントに絞った解説と、勉強方法の指導により、担当した中1、中2の数学のクラスで全員が定期テストの点数を上げる。
6年前に会社を辞め、プロ家庭教師として独立。さいたま市で「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」として活動しています。
【浦和周辺】塾で伸びない中学生専門の家庭教師、塚田です。


以前、マツコの月曜夜更かしという番組で

「沖縄の中学生になると急に学力低下問題」

というのを見ました。


国民性や離婚率、収入、文化、風習など様々な面が、影響して最下位になっていると思います。
しかし、沖縄は小学校の時から最下位なわけではないのです。



それどころか、小学生の時は半分よりも上の順位なのです。

 
【小学生】全国学力テスト


順位 都道府県 正答率 偏差値
1 石川県 66.0% 80.63
2 秋田県 65.6% 78.43
3 福井県 63.8% 68.52
4 富山県 63.4% 66.31
5 東京都 63.0% 64.11
5 広島県 63.0% 64.11
7 青森県 62.4% 60.80
8 京都府 61.8% 57.50
9 大分県 61.6% 56.40
10 茨城県 61.4% 55.30
10 愛媛県 61.4% 55.30
10 山口県 61.4% 55.30
13 新潟県 61.2% 54.20
13 岩手県 61.2% 54.20
15 熊本県 60.8% 51.99
15 香川県 60.8% 51.99
17 高知県 60.6% 50.89
17 岐阜県 60.6% 50.89
17 沖縄県 60.6% 50.89
20 福島県 60.2% 48.69
20 山形県 60.2% 48.69
20 栃木県 60.2% 48.69
20 和歌山県 60.2% 48.69
20 福岡県 60.2% 48.69
25 佐賀県 60.0% 47.59
25 長野県 60.0% 47.59
25 神奈川県 60.0% 47.59
28 静岡県 59.8% 46.48
29 兵庫県 59.6% 45.38
29 鳥取県 59.6% 45.38
29 群馬県 59.6% 45.38
32 山梨県 59.4% 44.28
32 岡山県 59.4% 44.28
32 千葉県 59.4% 44.28
32 宮崎県 59.4% 44.28
36 埼玉県 59.2% 43.18
36 三重県 59.2% 43.18
38 長崎県 59.0% 42.08
38 鹿児島県 59.0% 42.08
40 徳島県 58.8% 40.98
40 奈良県 58.8% 40.98
42 北海道 58.6% 39.88
43 宮城県 58.4% 38.77
44 島根県 58.2% 37.67
44 大阪府 58.2% 37.67
46 愛知県 57.8% 35.47
47 滋賀県 57.6% 34.37


【中学生】全国学力テスト


順位 都道府県 正答率 偏差値
1 石川 66.8% 81.01
2 秋田 66.5% 79.13
3 福井 65.8% 74.73
4 富山 64.9% 69.08
5 東京 63.6% 60.92
6 愛媛 63.2% 58.40
7 青森 63.1% 57.78
8 広島 63.0% 57.15
9 京都 62.9% 56.52
10 茨城 62.7% 55.26
11 静岡 62.5% 54.01
11 岐阜 62.5% 54.01
11 大分 62.5% 54.01
11 新潟 62.5% 54.01
11 山口 62.5% 54.01
16 群馬 62.2% 52.12
17 兵庫 62.0% 50.87
18 香川 61.9% 50.24
19 神奈川 61.8% 49.61
19 山形 61.8% 49.61
21 栃木 61.6% 48.36
21 山梨 61.6% 48.36
23 熊本 61.5% 47.73
24 長野 61.4% 47.10
24 徳島 61.4% 47.10
26 福岡 61.3% 46.47
26 岩手 61.3% 46.47
28 福島 61.2% 45.84
28 和歌山 61.2% 45.84
28 愛知 61.2% 45.84
31 鳥取 61.1% 45.22
32 三重 61.0% 44.59
32 宮城 61.0% 44.59
34 高知 60.9% 43.96
34 北海道 60.9% 43.96
34 埼玉 60.9% 43.96
34 千葉 60.9% 43.96
38 岡山 60.7% 42.70
39 奈良 60.6% 42.08
39 佐賀 60.6% 42.08
39 長崎 60.6% 42.08
39 宮崎 60.6% 42.08
43 島根 60.3% 40.19
44 鹿児島 60.2% 39.56
45 大阪 60.0% 38.31
46 滋賀 59.5% 35.17
47 沖縄 59.3% 33.91
(https://todo-ran.com/ts/kiji/12090)




なぜ中学になると、一気に最下位まで落ちてしまうのか。


番組で大きく伝えていたのは、
「勉強してる人を茶化す風潮」
でした。


勉強していると、
「あいつ、勉強なんかしてるよ」
「先生に媚び売ってるみたい」
「勉強してるの、ガリ勉みたいでダサい」
というふうに茶化される風潮があるようなのです。


たしかに、その環境だとかなり勉強しずらいですよね。

(もちろん、全体的そういう風潮があるという話なので、そうじゃない地域もあると思います。)



人は勉強に対して「ネガティブなイメージ」があると、勉強したくなくなります。

逆に、勉強に対して「良いイメージ」があれば、人は勉強しようとするのです。





では、どうしたら子供はが勉強に対して良いイメージを持つようになるでしょうか?



1つの方法は、

「受験ストーリーに触れること」
です。


受験ストーリーとは、ドラゴン桜やビリギャルなど、受験を通して主人公が成長していく物語です。

ストーリーを読むと、
勉強を頑張る主人公が魅力的なカッコいい人物なので、
勉強を頑張ることに対して良い印象も持ちます。



それから、主人公の周りの人間は努力をせずに過ごしていたり、頑張っている主人公を「どうせ無理だろ」と批判する人物がいます。
そういった人物を見て、「努力もせず、批判してるのはダサいな」と感じる人も多いはずです。


また、受験ストーリーを読むと

「勉強するとしないのとでは、将来どう変わってくるのか」
「努力することの大切さ」
「勉強するときのコツ」

を知ることができます。


それらを知ることで、勉強をすることに良いイメージを持つこともあるでしょう。



ちなみに、私の場合には、吉野敬介さんという昔は暴走族で予備校の有名講師をしている方の本を読んで、

(この人の生き方カッコいいな!!)

(勉強をとことん頑張るのもありだな!!)

と思ったことが、大学受験を決心するキッカケになっています。

高校3年の1学期までは専門学校に行こうかと迷っていたので、
もし専門学校に行った人のカッコいいストーリーを読んでいたら、別の人生になっていたかも知れません。笑



ですので、お子さんに勉強に対して良いイメージを持たせたけれは、ぜひ受験ストーリーを読ませてみてください。

きっと何か得るものがありますよ!

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