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浦和学院の偏差値:確約基準について解説します!

塚田 悠太
プロ家庭教師
久喜中学校→浦和実業(特進コース)→明治大学(経営学部経営学科)

以前は大手家電量販店に勤務。パソコンが詳しくない人にもわかりやすい説明と丁寧な接客を続けた結果、販売コンテストでは最優秀賞受賞を受賞。

その後、学習塾の講師を経験。つまづきやすいポイントに絞った解説と、勉強方法の指導により、担当した中1、中2の数学のクラスで全員が定期テストの点数を上げる。
6年前に会社を辞め、プロ家庭教師として独立。さいたま市で「塾で伸びない中学生専門の家庭教師」として活動しています。

さいたま市でプロ家庭教師をしている、塚田です。
今回は浦和学院高等学校の偏差値と確約基準について解説します.
浦和学院は私が指導した生徒も通っていた高校ですので、実際に通っていた生徒の体験談も入れつつお伝えしていきます。

目次

浦和学院高等学校の偏差値

偏差値の概要

国際バンガレア61.1
T特63.8
S特61.0
特進56.3
文理選抜53.0
文理進学49.2
総合進学46.1
アスリート選抜46.4
保険医療50.7
アート51.9

北辰テスト偏差値は46~63となっています。

・T特は特待生として入学する生徒の割合も高く、61~65の生徒の割合が7割である他、偏差値70前後の生徒も2割程います。
・総合進学へ入学する生徒は塾の推薦やスポーツ繋がりで入学する生徒もいるためか、偏差値が40前後の生徒もいます。
同じ学校に偏差値70を超える生徒と、偏差値が40に満たない生徒がいると思うと、珍しい学校かと思います。

偏差値の推移

過去15年間で浦和学院の偏差値は徐々に下降傾向にあります。

少子化の影響: 高校受験者数が減少している一方で、募集人数はあまり変わっていないため、偏差値が低下しています。
他校の変革と流入: 「小松原高校・小松原女子高校」がそれぞれ「浦和麗明高校」と「叡明高校」に変わり、これらの学校への流入が進んでいることも影響しています。

かつての小松原高校・小松原女子高校は偏差値が低いというイメージが強く、評判もあまり良くありませんでした。しかし、2015年に改革が行われ、小松原高校は越谷レイクタウン駅に移転し、叡明高校となり、小松原女子高校は現在の浦和麗明高校へと変わりました。

この変革により、両校は進学校としての地位を確立し始めています。浦和麗明高校の偏差値は北辰テストで58~63、叡明高校は52~60と、進学校化が計画通り進んでいることを示しています。進学実績も年々向上しており、浦和麗明高校は1学年320名と私立高校としては小規模ながら、難関大学への合格者数は浦和実業高校と同等になってきています。

このため、難関大学を目指す生徒は「浦和麗明高校」を選ぶ傾向が強まっています。

浦和学院高等学校の確約基準:2024年

単願推薦

3教科5教科9教科
国際バンガレア2140
T特22
S特22
特進20
文理選抜111833
文理進学101731
総合進学91629
アスリート選抜1630
保険医療1731
アート1628

併願推薦

3教科5教科9教科
国際バンガレア2342
T特22
S特22
特進22
文理選抜121934
文理進学111832
総合進学101730
アスリート選抜1731
保険医療1832
アート1730

・※は基準を設けていません。
・3教科は「英・数・国」、5教科は「英・数・国・理・社」です。

人数が多いため、個別相談会は浦和学院本校だけでなく、出張での個別相談会も行われています。
例年ですと、「大宮ソニックシティ」「越谷サンシティホール」「川口フレンディア」「春日部市民文化会館」などが会場となっています。
9月~11月はほぼ毎週個別相談会が行われています。
9月、10月の北辰テストの結果が返却されるタイミングでは、予約の枠が早々に埋まるようなので、注意が必要です。
また、3年2学期の通知表が渡される12/23~25の時期が最終の会となります。

浦和学院は確約を取って落ちることはあるのか

単願推薦

単願推薦の確約を取得している場合、ほとんど不合格になることはありません。単願推薦を選ぶ生徒は、その高校しか受験しないことが多く、高校側も不合格にしないという暗黙の了解があります。ただし、試験当日に非常に悪い素行を示したり、解答欄が白紙だったり、名前が記入されていなかった場合には、不合格になる可能性があります。

併願推薦

併願推薦も単願同様に落ちる可能性もかなり低いと考えられます。

進学類型の併願推薦の合格者は2024年は2566人に対し合格者は2541人と合格率99%となっており、この傾向は毎年変わりません。
おそらくこの1%の不合格者は確約を取得せずに受験をしている可能性が高いと考えられます。

特進類型については、
2024年は受験者196人に対して、合格者186人
2023年は受験者222人に対して、合格者212人
2022年は受験者182人に対して、合格者177人
となっており、不合格者は5人~10人出ています。
おそらくこの不合格者については、「進学類型の確約はあるが、特進類型の確約はない状態で受験した生徒」ではないかと考えられます。

スライド合格に関しては、他校と比べても可能性は高い方かと考えられます。
過去の私が指導していた生徒も、3人は確約を取得していたコースよりも一つを上げて合格しています。
また、1名は確約を取得していない生徒でしたが、併願入試での合格を果たしています。

浦和学院高等学校の入試要項

参考資料:浦和学院高等学校ホームページ
https://uragaku.ac.jp/

・中1から中3までの欠席が10日以内。
・生徒会活動で会長または副会長を務めた。
・委員会活動で委員長を務めた。
・英検、漢検、数検のいずれかで3級以上を取得した。
・中学3年間部活動を継続した。
・ボランティア活動の経験がある。
・本校卒業生の子女・弟妹、または在校生の弟妹である。
・その他に自分をPRできることがある(証明書は不要。賞状等のコピーを持参)。

上記の通り、項目が他校に比べ多く、内容的にも加点されやすい内容となっています。
「部活の継続」「ボランティア活動の経験」「欠席10日以内」といのは、当てはまる人がかなり多いはずです。
加点は複数行われているようです。
年によっては受験生の確保のため、基準を下回っていてもこれらの加点により、確約がもらえることもあるようです。

浦和学院高等学校の併願校

公立高校

国際バンガレア蕨(外国語科)
T特越谷北
S特川口北
特進春日部東
文理選抜南陵
文理進学浦和東
総合進学川口東
アスリート選抜
保険医療大宮東(体育)
アート大宮光陵(美術)

※アスリート選抜は野球部とサッカー部に入ります。スポーツの推薦で入学するため、県外の高校も視野に入れて高校選びをします。そのため、併願校が人それぞれ違うため、あまり傾向がありません。

私立高校

国際バンガレア春日部共栄(E)
T特大宮開成(Ⅱ)
S特栄北(特S)
特進浦和実業(選抜α)
文理選抜細田学園(α)
文理進学浦和実業(選抜)
総合進学秀明栄光(特進)
アスリート選抜浦和実業(商業)
保険医療国際学院(選抜)
アート浦和実業(進学)

浦和学院高等学校の進学実績

人数が多い割には、難関大学への合格数は少ないようです。
国公立大学や難関私立大学への一般受験での合格は、T特とS特とグローバルの生徒が出しているのが現状です。
また、野球部やサッカー部など、部活での成果によって難関大学へ入学生徒も毎年います。

指定校推薦の枠多く、勉強が苦手な生徒であっても、大学へと進学しやすくなっています。
大学進学率は82%→84%→87%とここ3年で上昇しています。

浦和学院高等学校のカリキュラム

国際類型

国際類型グローバル(国際)コースは、将来にわたり国内外問わず幅広い分野で活躍したい人や、現在抱いている夢をさらにグローバルに広げたい人、これから夢を見つけ未来を切り開いていこうとする人のために設計されています。このコースは、生徒の内面にある多様な可能性を海外留学や異文化理解体験を通して伸ばしていくことを主眼としています。国際バカロレアコースとグローバルコースが設置され、グローバルリーダーの育成を目指しています。

【VR異文化理解研修プログラム】

1年次の夏季特別講座でVR空間内での異文化体験及び英語学習を実施。VRゴーグルを装着して、海外の疑似空間で外国人講師と英語での活動を行い、実用的な英語を学びます。プログラムの後半では、オンラインで海外の高校生と交流し、日本との文化的違いについて探究します。

【国際ユースリーダーズサミット】

アジア太平洋地域から将来のグローバルリーダー育成を理念にシンガポールで創設されました。2023年度から参加し、11月にインドネシア・ジャカルタで開催されるサミットに向けて、生徒は高度な英語学習や専門性の高い探究活動に取り組みます。

【プロジェクト・ベース学習】

課外活動の中で自ら課題を見つけ、その解決アプローチを情報収集の中から見出します。特に1年次に実施する宮城県石巻市・東松島市交流活動では、被災地復興や防災に対する課題を設定し、現地でのフィールドワークを通じて解決策を考えます。その成果を発表し、他者の発表を聴きながら考えを深めます。

【SDGsプロジェクト】

外部機関や団体と連携しながら、SDGsの17目標について考える機会を設けています。海外姉妹校とのオンライン交流や大学訪問、国際交流団体や提携大学からの講演、SDGs関連のコンテストへの参加など、多様な活動を通じて教育や環境、ジェンダー、不平等の是正について学びます。

グローバルコースでは、1年3学期~2年3学期までの1年間の海外留学を必修としています。

特進類型

【放課後講座】

浦和学院の特進類型では、放課後予備校講座が1日2コマ、週10コマ展開されています。この講座は以下のような特徴を持っています:
校内完結型学習指導: 校内で完結する学習指導が行われます。
学習アドバイザーの常駐: 学習アドバイザーが常にサポートします。
最難関大学入試対策: 最難関大学の入試傾向に合わせた学習プログラムが用意されています。
志望大学対応の講座: 志望大学に合わせた6教科対応型の講座が展開されます。

【IB型探究学習】

浦和学院は国際バカロレア(IB)協会から認定を受けたIBワールドスクールであり、国際標準の探究型学習プログラムを実施できます。特進類型でも、規定の研修を修了した専門の教員がIB型探究学習の指導に取り組んでおり、この学びは推薦型選抜入試や大学進学後の専門学習に有効に働きます。

【特別英語プログラム】

特進類型では、以下の英語学習に関する課外活動が行われ、CEFRランクA2(英検準2~2級)以上100%、B1(英検2~準1級)以上40%(T特では80%以上)を達成しています

・1500冊以上の英語本の多読学習
・姉妹校との英語ワークショップ
・ホームステイを兼ねた修学旅行
・放課後英検対策講座

【Quality Time】

特進類型では、平常授業7時間(16:30)と放課後予備校講座(17:4019:30)を繋ぐ時間を「Quality Time」と名付け、自主的な活動に活用しています。この時間を使って、生徒は部活動、自習、グループワーク、進路相談などを行います。

進学類型

【文理選抜コース】

部活動に打ち込みながら、学校推薦型選抜を利用して大学への現役合格を目指すコースです。一般選抜にも対応しています。

【文理進学コース】

部活動に取り組みながら、学校推薦型選抜や一般選抜を利用して大学への現役合格を目指します。

【総合進学コース】

2年次から「総合系」と「情報系」に分かれます。
総合系は文系科目を中心に学び、情報系はコンピュータ関連の科目を多く学び、情報処理技能検定やワープロ検定などの資格取得が可能です。
※2025年度入学生からは「総合系」のみとなります。

アート・保険医療・アスリート

【保健医療コース】

看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、柔道整復師、診療放射線技師などの医療従事者を目指す生徒のためのコースです。大学・専門学校の先生方や現役の医療従事者による講義・実習を通して、基礎保健医療の知識や医療に従事する者としての心構えを学びます。

【美術系コース】

美術系大学・短大への進学を希望する生徒のためのコースです。 普通科でありながら美術関連の授業を3年間で20単位学びます。平面や立体のデザイン、油絵などを基礎から学び、表現力を強化します。アートコース独自の行事を通じて、美術表現の奥深さや楽しさを学び、作品制作へのモチベーションを高めます。

【アスリート選抜コース】

強化スポーツ部(野球部、サッカー部)に入部し、勉学と部活動の両立を図るコースです。

浦和学院高等学校の学校生活

生徒の口コミと改善点

・指定校推薦の枠が豊富にある。専門学校や短大、四年制大学と様々な学校へ推薦で入学できる。

・部活が盛んで、野球部、ハンドボール部、ウエイトリフティング、チア部は全国大会常連となっている。

・制服が変更され、男子の制服は以前よりも良いという生徒が多くいる。

・美術コースは、授業はとても分かりやすく、先輩たちも親しみやすくて面白い人たちばかりです。美術室は常ににぎやかで楽しい雰囲気。

【学校全般についての口コミ】

・授業場所が錯綜したり、重要な連絡が期日直前に伝えられる
・教師が多いため、当たり外れが大きい
・生徒数が多く、様々なタイプの生徒がいるため、雰囲気に差がある。

【校則についての口コミ】

・スマホ利用禁止、学習用ノートPCの使用制限、髪染め禁止、ピアス禁止、アルバイト禁止などの規制が厳しく取り締まられています。校則が現代のニーズに合っておらず、例えば、教師の許可がないと学習用PCが使えないといった本末転倒な規制がある。

【いじめについての意見】

・校内で陰湿ないじめが見受けられ、教師や生徒が見て見ぬふりをしている。
・いじめに対する対応が遅く、適切な処罰が行われない。
・いじめが解決されずに放置される

【部活動についての意見】

・野球部に対する贔屓が目立ち、他の運動部や文化部への支援が不足していると感じる。

【進学実績についての意見】

・特進コースでも進学実績があまり良くない。

【施設・設備についての意見】

・改善が必要だという声があります。特に第四校舎のトイレや周辺は老朽化が進んでいる。

生徒から実際に聞き、感じた良い点と改善すべき点

併願推薦の日程は毎年3日ほどあるのですが、3日とも同じ問題が出題されていることがあります。
情報を初日以外に受験する生徒が、塾や友人から出題される問題を教えてもらっているケースがありますので、そこは改善すべき点だと私は感じています。

総合進学コースの生徒は退学してしまう生徒がクラスに数人はいると聞いています。これは学校側だけでなく、家庭の問題でもあるとは思いますし、校則を守らない生徒が辞めていくのは学校の秩序を守るためにも必要なことだと思います。

浦和学院高等学校の基本情報

学校の概要

浦和学院は県内有数の大規模校として知られています。生徒数は約2,400人、募集定員は800人、受験者数は約4,000人と、いずれも県内で最大規模を誇ります。

立地とアクセス

住所:さいたま市緑区代山172

・東川口駅よりスクールバスで約20分
・大宮駅から国際興業バスで約30分
(「浦和学院高校」行で終点下車。または「浦和美園駅西口」行に乗車、「浦和学院高校入口」下車。)

学校の歴史

1978年: 浦和市代山に浦和学院高等学校開校。

1996年: 類型別コース導入。

2000年: II類の2年次選択クラスに「保健医療クラス」新設。

2002年: I類に「特別選抜コース」新設。

2003年: I類に「理数コース」新設。

2005年: I類に「グローバルリーダーズコース」新設。

2008年: 新食堂棟、新図書館棟「浦学リテラシータワー(ULT)」完成。弓道場を第3グラウンドに移設。

2009年: GL類型、特進類型、選抜類型、文理類型の4類型10コースに改編。新体育館「U-DIUM」完成。ゴルフ練習場改修。

2010年: 国際類型、特進類型、進学類型の3類型11コースに改編。

2013年: 進学類型・リテラル(情報)コースを廃止し、総合進学コースの2年次選択クラスを「総合系」「情報系」に改編。硬式野球部が第85回選抜高校野球大会で優勝。

2015年: 男子ハンドボール部が第38回全国高校ハンドボール選抜大会で24年ぶり2度目の優勝。

2016年: 専修大学と教育交流提携協定調印。国際・強化部活寮「ネクス(NEXU)」完成。

2018年: 特進類型の4コースを3コース(T特、S特、特進)に再編。

2019年: 一部の自販機が電子マネーに対応。校舎内にコンビニエンスストアを設置。

2021年: 進学類型に「アスリート選抜コース」新設。eスポーツ部を新設。校内にUGT放課後学習支援センターを設置。夜間照明付の人工芝サッカー場が完成。

2022年: 女子サッカー部を新設。部室棟、第二体育館が完成。

2024年: 国際類型に「国際バカロレアコース」新設。

2024年: 浦和学院中学校(仮称・2026年4月開校予定)が旧第四グラウンド跡地に建設開始。

まとめ

【偏差値の概要と推移】

偏差値範囲: 浦和学院高等学校の偏差値は46~63と幅広く設定されています。T特は特待生も多く、偏差値が高い生徒の割合が多い一方で、総合進学には偏差値が低めの生徒も含まれています。

偏差値の推移:過去15年間で偏差値は下降傾向にあり、少子化や他校への流入が影響していると考えられます。

【入試確約基準と推薦】

単願推薦: 確約を取得している場合、不合格になることはほぼありませんが、試験当日の素行や解答の不備などで不合格になる可能性はあります。

併願推薦: 合格率は非常に高く、確約を取得していればほとんどの生徒が合格しています。

【併願校】

公立高校: 国際バカロレアは蕨(外国語科)、T特は越谷北、S特は川口北など。

私立高校: 国際バカロレアは春日部共栄(E)、T特は大宮開成(Ⅱ)、S特は栄北(特S)など。

【学校の基本情報】

規模: 生徒数は約2,400人、募集定員は800人、受験者数は約4,000人と県内最大規模。

アクセス: 東川口駅よりスクールバスで約20分、大宮駅から国際興業バスで約30分。

【カリキュラム】

国際類型: 国際バカロレアコースとグローバルコースがあり、VR異文化理解研修プログラムやプロジェクト・ベース学習、SDGsプロジェクトなど多様な教育プログラムを提供。

特進類型: 放課後予備校講座、IB型探究学習、特別英語プログラム、Quality Timeなど充実した学習環境。

進学類型: 文理選抜、文理進学、総合進学コースがあり、部活動と学業の両立をサポート。

アート・保健医療・アスリート: 美術系大学進学を目指すアートコース、医療従事者を目指す保健医療コース、スポーツ部に所属するアスリート選抜コース。

【卒業後の進路】

進学実績: 難関大学への合格者は少ないが、指定校推薦の枠が多く、大学進学率は上昇傾向にあります。

【学校生活の口コミと改善点】

良い点: 指定校推薦の枠が豊富、部活動が盛ん、制服が変更され男子の評判が良い、美術コースの授業がわかりやすい。
改善点: 教師の情報伝達の遅さ、校則の厳しさ、いじめへの対応の遅さ、部活動の支援不足、進学実績の低さ、施設の老朽化。

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