今回は武南高校の偏差値と確約基準について解説していきます。
武南高校の偏差値
偏差値の概要
| 特進 | 64.9 |
| 選抜 | 61.5 |
| 進学 | 57.7 |
北辰テスト偏差値は57~64となっています。
偏差値の推移
武南高校の偏差値は、学科ごとに異なりますが、近年は56~65の範囲で推移しています。
武南高校の確約基準:2025年
単願推薦
| 特進 | 66 |
| 選抜 | 62 |
| 進学 | 59 |
※7月以降の北辰テスト2回分の平均が基準を満たしていること。(五科か三科どちらか一方でOK)
加点についてはコースにより異なりますが、5教科21以上で加点があるようです。
武南高校は「サッカー部、ダンス部、水泳部、柔道部、陸上部、野球部」に特に力を入れています。
そのため、進学コースについては部活の実績があれば偏差値は低くとも入学できることもあります。
併願推薦
| 特進 | 67 |
| 選抜 | 63 |
| 進学 | 60 |
武南高校の入試要項
募集人数
特進コース:単願併願合わせて40名
選抜・進学コース:単願175名、併願175名
選抜コースと進学コースの人数はそれぞれで決められているわけではありません。単願と併願での募集人数が175名ずつということのみ、決められています。
2024年まではそれぞれ180名ずつの募集でしたので、5名ずつ減らされています。
単願推薦の倍率
| 【2024年】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 15 | 14 | 1.1 |
| 選抜 | 43 | 17 | 2.5 |
| 進学 | 174 | 189 | ※ |
併願3は2月に行われ、1月に実施された入試(単願・併願1・併願2)で不合格となった受験者が再受験することを指します。特進コースでは行われず、選抜コースと進学コースが対象となります。
※進学コースは選抜コースは不合格にたったものの、特進コースの合格基準は満たしていた場合には合格ができます。そのため、受験者数よりも合格者数が多くなっています。
具体例:進学コースは確約をもらっているが、選抜コースの確約はもらっていない。当日のテストでは選抜コースを受験した。結果としは進学コースは合格の基準に達したが、選抜コースの合格基準には達しなかった。
→この場合には選抜コースの受験者数へ含まれます。進学コースへの受験者数へはカウントされませんが、合格者数の数としては特進コースへカウントされます。
| 【2023年】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 14 | 14 | 1.0 |
| 選抜 | 57 | 35 | 1.6 |
| 進学 | 168 | 180 | ※ |
| 【2022年】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 13 | 9 | 1.4 |
| 選抜 | 72 | 57 | 1.3 |
| 進学 | 182 | 192 | ※ |
併願推薦の倍率
【2024年】
| 【併願I】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 95 | 72 | 1.3 |
| 選抜 | 445 | 268 | 1.6 |
| 進学 | 440 | 539 | ※ |
| 【併願Ⅱ】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 87 | 67 | 1.3 |
| 選抜 | 152 | 98 | 1.4 |
| 進学 | 104 | 140 | ※ |
| 【併願Ⅲ】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 選抜 | 8 | 3 | 2.7 |
| 進学 | 16 | 8 | ※ |
【2023年】
| 【併願I】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 92 | 76 | 1.2 |
| 選抜 | 402 | 271 | 1.4 |
| 進学 | 398 | 505 | ※ |
| 【併願Ⅱ】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 特進 | 84 | 66 | 1.2 |
| 選抜 | 174 | 129 | 1.3 |
| 進学 | 135 | 154 | ※ |
| 【併願Ⅲ】 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 選抜 | 6 | 3 | 2.0 |
| 進学 | 20 | 10 | ※ |
武南高校の併願校
公立高校
| 特進 | 蕨、浦和西、越谷北 |
| 選抜 | 川口北、川口市立、浦和南 |
| 進学 | 越谷南、与野、浦和北 |
私立高校
| 特進 | 大宮開成(I)、獨協埼玉、浦和麗明(I) |
| 選抜 | 浦和実業(特選)、叡明高校(I) |
| 進学 | 西武台(選抜I)、浦和学院(特進) |
近年は叡明高校と浦和麗明高校への併願も増えているようです。
「部活動に力をいれたい→叡明高校」「勉強に力をいれたい→浦和麗明」といった棲み分けがあるように思います。
武南高校の進学実績
国公立大学



特進コースは特に国公立大学での実績を伸ばしています。
下記の表は特進コースのみの国公立大学の合格実績です。


私立大学


参考資料:武南高校ホームページ
https://www.bunan.ed.jp/highschool/career.html?id=5
武南高校のカリキュラム
特進コース
特進コースは、難関国公立大学への現役合格を目指し、すべての科目をハイレベルに学習するコースです。週に3回の7時間授業を実施し、6教科の修得に最後までこだわり抜きます。直近3年間の入試では、一橋大学・大阪大学・東北大学・東京科学大学・お茶の水女子大学・筑波大学・千葉大学・埼玉大学など、数多くの合格者を輩出してきました。
学習面では、夏期・冬期講習を全員が受講し、ほとんどの科目で教科書の範囲を高校3年生の1学期までに終了。その後は入試演習に集中できる体制を整えています。これにより、基礎から応用まで段階的に力を伸ばし、入試本番に備えることが可能です。
部活動については、週3回は授業後に1時間遅れて参加する形になりますが、生徒たちはそれぞれ工夫しながら勉強と両立を実現しています。(※練習場所の関係で、野球部・陸上部には所属できません。)
さらに、生徒会活動に積極的に参加する生徒も多く、学習面だけでなく学校生活全般においてリーダーシップを発揮する姿が見られるのも特進コースの特徴です。
選抜コース
選抜コースは、国公立大学や難関私立大学への合格を目標に、学習・部活動・学校行事のすべてに全力で取り組む生徒を育成するコースです。
高い目標を掲げ、文武両道を実現する本校の中でも、最も多くの志願者を集める人気のコースとなっています。
授業は進学コースよりも速い進度で進められ、3年次には授業内で入試問題演習を数多く取り入れるなど、実践的な学びを積み重ねていきます。
「学力を伸ばしながら、部活動や行事にも全力で取り組みたい」――そんな意欲的な生徒にふさわしい環境が整っています。
進学コース
このコースは、学習と部活動の両立を大切にしながら、生徒一人ひとりの進路実現をサポートすることを目指しています。
特徴は、選抜コースに比べて教科書の内容をより丁寧に学び、基礎をしっかりと固めていける点です。基礎力を着実に積み上げることで、自信を持って次のステップへ進むことができます。
さらに、学年が上がる際には選抜コースへステップアップできる制度も整っており、努力次第でより高度な学びに挑戦できる環境が用意されています。
サッカー部や陸上部、チアダンス部などの強い部活に関しては、スポーツの実績に応じて、優遇して入学することができるようです。
進学コースの中には、そういった部活動の生徒の一部の生徒で構成された、いわばスポーツクラスのような学級もあります。
武南高校の学校生活
生徒の口コミと改善点
・武南高校での3年間、正直「無難だけど悪くない」って感じ。先生は人によるけど、熱い人に当たるとめっちゃモチベ上がる。担任の先生がクラスの雰囲気を盛り上げてくれて、イベントとかレクも毎月あって楽しかった!
・特進コースはガチ勢向けって感じだけど、選抜や進学コースは部活との両立がしやすい。授業は先生によって差があるけど、やる気があれば国公立も目指せる。モチベ上げてくれる話はよくしてくれるから、燃えたい人にはいいかも。
・サッカー部・ダンス部・水泳部はガチ。バスケやチアも楽しそう。帰宅部でも居場所はあるけど、部活やってる人の方が充実してる感はある。文化部も意外と盛んで、掛け持ちしてる人もいる。
・スマホは授業中もイベント中も基本NG。バレると没収されるから注意。頭髪検査もあるし、男子は前髪の長さまで見られる。女子はメイク禁止だけど、ゆるい人もいる。生徒会が改善しようとしてるけど、上の先生が頑固らしい。
・校舎は迷路みたいで最初は迷う。トイレは綺麗だけど混む時間帯がある。廊下が暑すぎるのが地味にキツい。図書館は静かで自習に使えるし、体育館も複数あって便利。
・文化祭・体育祭・修学旅行はあるけど、スマホ禁止だったり飲食NGだったりでちょっと物足りない。でも担任の先生がレクとか工夫してくれて、クラスで盛り上がることは多かった。写真配信もあって、家族と話すきっかけにもなった。
・武南高校に子どもを通わせて、本当に良かったと感じています。先生方の人柄が素晴らしく、面談ではいつも親身に相談に乗ってくださり、子どもも安心して学校生活を送っていました。
・担任の先生が熱意を持って接してくださり、進路指導も丁寧。学力に不安があった子どもも、最後まで諦めずに志望校に合格できました。総合型選抜では面接や小論文の指導もつきっきりで、本当にありがたかったです。
・進学コースは推薦や総合型が中心で、一般受験にはやや不向きかもしれません。選抜コースは放課後の学習環境が整っていて、塾に通わずに済むほどのサポートがあります。特進コースはさらに講習が充実しているようです。
・サッカー部やダンス部、水泳部など全国レベルの部活があり、運動部に入ったことで子どもの人生が大きく変わったと感じています。文化部も充実していて、掛け持ちする生徒もいるようです。
・校舎は私立にしては古めですが、先生方や生徒の人柄が良く、施設以上に安心感があります。図書館や体育館など、使いやすい設備もあります。
・コロナ禍で行事が制限される中でも、先生方が工夫してレクリエーションや代替イベントを実施してくれました。写真配信もあり、家庭での会話のきっかけにもなりました。
武南高校の基本情報
学校の概要
- 設立:1963年(武南高等学校開校)、2013年(武南中学校開校)
- 形態:私立・共学
- 生徒数:
【教育方針】 - 「グローバルリーダーとして必要な人間性と知性の教育」
- 「変革する心」「豊かな教養を愛する心」「人間力を高める心」「世界を知る心」の4つを柱に教育を展開
【施設・設備】 - 人工芝の第一グラウンド
- 体育館2棟、尚武館(武道場)、屋上運動場
- 図書館(蔵書約3.2万冊、個人学習ブースあり)
【 部活動・実績】 - 運動部24部、文化部22部
- サッカー部:全国高校選手権14回出場、優勝1回、準優勝1回、3位3回
- 女子水泳部:ロンドンオリンピック出場者あり
【主な学校行事】 - スプリングセミナー(1年次)
- 文化祭(9月公開)
- 体育祭
- 英語合宿(ブリティッシュヒルズ)など
1963年に私立中学校も開設されていましたが、1973年に募集を停止しました。
2013年に中高一貫校を再び開設しています。
立地とアクセス
〒335-0002 埼玉県蕨市塚越5-10-21
JR京浜東北線 西川口駅東口下車 徒歩10分
駅からは一本道を進むと到着できます。
最寄り駅は西川口ですが、蕨駅の方角へ進みます。また、住所も蕨市となっています。
西川口駅の西口は、歓楽街となっており、外国人の割合も高く治安への懸念がメディアを通じて広がっています。東口は西口よりも比較的に安全とは言われています。